デロンギのコーヒーミルの魅力全種類を徹底比較
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デロンギのコーヒーミルは、
電動コーヒーミル初心者の方から、
コーヒー豆本来の風味や香りを楽しみたい本格派の方にまで、
人気があります。

なぜなら、それぞれの目的に応じて、
3種類のコーヒーミルが用意されているからです。

挽きたてコーヒーを楽しみたいと思ったときには、
コーヒーミルが必要になりますが、
どれを選べばいいのか迷うことがよくあります。

しかし、デロンギのコーヒーミルなら、
初心者、中級者、上級者と、
それぞれの目的に応じて、
選びやすいラインナップになっています。

そこで今回は、
デロンギのコーヒーミルの特徴と選び方について、
詳しくお伝えしていきます。

電動コーヒーミルが初めてという方、
今まで手動式は使っていたけど電動式にしたいという方、
本格的に挽きたてコーヒーをたのしみたいという方にも、
納得していただける内容になっていますので、
ぜひチェックしてください。

 

 

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1.デロンギとは

デロンギDe'Longhiとは、
イタリアの電気機器会社のことで、
日本ではオイルヒーターのメーカーとしてよく知られています。

そんなデロンギですが、
コーヒー機器にも力を入れていて、
全自動エスプレッソマシンや、
ドリップメーカーなども取り扱っています。

その中でも、コーヒーミルには人気があり、
電動コーヒーミルを選ぶときにはよく候補にあがります。

 

 

 

2.デロンギの電動コーヒーミルの種類

電動コーヒーミルとして人気のデロンギですが、
商品名の中に「コーヒーミル」という表記は見当たりません。

代わりに、「コーヒーグラインダー」と呼ばれています。

最近は、日本でもコーヒーミルのことを、
グラインダーと呼ばれることが増えました。

一般的な認識としては、
極細挽きにも対応した電動タイプのものが、
グラインダーと呼ばれています。

ただ、明確な違いはなく、
どちらもコーヒー豆を挽くという点では同じです。

そのため、ここでは、
コーヒーミルとグラインダーを区別せずに、
同じ意味として扱っていきます。

では、デロンギのコーヒーミルの詳細に迫っていきましょう。

まず、デロンギのコーヒーミルには、
次の3種類があります。

・カッター式コーヒーグラインダー「KG40J」
・うす式コーヒーグラインダー「KG79J」
・コーン式コーヒーグラインダー「KG364J」

「カッター式」などのように、
「○○式」と書かれている部分は、
豆を挽く歯の違いを表しています。

「KG40J」などのローマ字と数字の部分は、
形式番号型番になります。

デロンギのコーヒーミルには、
固有の名前がなく、主に型番で区別されています。

デロンギのコーヒーミルを探すときには、
型番で調べると間違えることはないでしょう。

 

 

 

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3.失敗しないデロンギのコーヒーミルの選び方

デロンギの3種類のコーヒーミルには、
その性能や価格に違いがありますので、
これらを調べた上で、
あなたの使い方や目的にあったものを選ぶことが大切です。

そこで、まずは3つのコーヒーミルの違いを確認しましょう。

その時のポイントは、
「使用している歯挽き方」「対応粒度」「サイズ」です。

電動のコーヒーミルを選ぶときには、
この3つの性能を最低限確認していきましょう。

 

3-1.使用している歯(挽き方)

使用している歯挽き方というのは、
豆を挽く部分のことです。

この歯の違いによって、
豆の挽き方が変わり、
コーヒーの風味や香りに違いが出ます。

詳しい違いについては、
各コーヒーミルの特徴と合わせてお伝えしていきます。

 

3-2.対応粒度

対応粒度とは、
豆を挽く細かさの調節機能のことを言います。

エスプレッソなら極細挽き、
ハンドドリップなら中挽きなど、
コーヒーの抽出方法に合わせた挽き方が必要になります。

そのため、コーヒーの抽出方法飲み方に対応した、
コーヒーミルを選ぶことが大切です。

粒度には、極細挽き、細挽き、中細挽き、
中挽き、粗挽きの5種類がありますので、
下の表を参考にして確認しましょう。

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3-3.サイズ

サイズというのは、コーヒーミル本体の大きさと、
一度に挽けるコーヒー豆の量のことです。

電動コーヒーミルの場合には、
据え置き型のものが多く、
設置するスペースが必要になります。

また、手動コーヒーミルと違い、
一度に挽ける豆の量も増えるため、
その容量もチェックしましょう。

 

 

 

4.ひと目でわかるデロンギのコーヒーミルの性能と価格を比較

デロンギのコーヒーミルを選ぶときに重要となる、
3つの性能をひと目で比較できるように、
表にまとめましたので、参考にして下さい。

また、価格も重要なポイントですので、
一緒にチェックしてみましょう。

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5.入門用としてもおすすめの「KG40J」

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出典デロンギ http://www.delonghi.co.jp/

電動式コーヒーミルの入門用としておすすめなのがKG40Jです。

なぜなら、コンパクトな設計と、簡単操作、
そして購入しやすい価格だからです。

 

5-1.コンパクト設計で気軽に始められる

本格的な電動コーヒーミルになると、
サイズが大きくなり、重量もあるため、
持ち運んで移動させることができません。

そのため、キッチンやダイニングに、
設置スペースを確保する必要があります。

一方で、KG40Jなら、
コンパクトな設計になっているため、
普段はキッチンの棚にしまっておき、
必要なときだけ持ち出して使用することもできます。

一度に挽ける量も、
他の2種類と比べて少なくなっていますので、
忙しくて毎日挽きたてコーヒーを飲むことはできないけど、
休日にはゆったり挽きたてコーヒーを味わってみたいという方にはおすすめです。

 

5-2.簡単操作で初心者でも安心

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出典デロンギ http://www.delonghi.co.jp/

こちらは操作性も非常に簡単です。

上の写真のように、コーヒーミル上部のボタンを押すだけで、
豆を挽くことができます。

また、カッター式プロペラ式となっているため、
料理に使うミキサーのような感覚で使えます。

ボタンを押している間、
豆を挽く歯が回転することで豆を粉砕するので、
ボタンを押す時間を長くすれば細かく挽けますし、
短ければ粗くなります。

およそ3杯分30gの豆を挽く場合には、
中細挽きなら30秒、中挽きなら20秒、粗挽きなら15秒です。

また、60gの豆を挽くなら、
中細挽きは45秒、中挽き30秒、粗挽きは20秒になります。

一般的なコーヒーの淹れ方であるペーパードリップも、
KG40Jを使えば挽きたてを楽しむことができます。

 

5-3.購入しやすい価格

入門用として選ぶ場合には、
価格も重要なポイントになります。

買ってみたはいいけど、
忙しくて豆を挽いている時間がなかったり、
今までのように、挽いた豆をお店で買ってきても、
十分に楽しめるという方もいるでしょう。

そのため、いきなり高価なものを購入するのは、
抵抗があると思いますが、
KG40Jなら購入しやすい価格となっています。

定価では税込6,480円ですが、
便利なインターネット通販を利用すると、
安く購入できることがあります。

例えば、現時点(2017年7月)でのアマゾン販売価格は、
税込4,280円となっており、
5,000円でお釣りがくるので、
購入しやすい価格と言えるのではないでしょうか。

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6.手動コーヒーミルからのステップアップにもおすすめ「KG79J」

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出典デロンギ http://www.delonghi.co.jp/

コーヒーミルを選ぶ時には、
手動にするのか、電動にするのか迷うことがよくあります。

挽きたてコーヒーを気軽に始めてみようと思ったり、
ハンドルを回してがりがりと豆を挽く光景に憧れて、
手動式を選んだ方もいるかもしれません。

ただ、実際に手動式を使ってみると、
意外に豆を挽くための力が必要だったり、
手間がかかります。

挽きたてコーヒーを楽しむことはできるけど、
もっと短時間で簡単に豆が挽けないかと思うのではないでしょうか。

そこで、電動コーヒーミルに変えようと考える方が多いと思いますが、
そんな時におすすめなのがKG79Jです。

なぜなら、豆の挽き方が手動式と同じ「うす式」だからです。

 

6-1.手動コーヒーミルと同じ「うす式」

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出典デロンギ http://www.delonghi.co.jp/

うす式とは、上の写真のように、
2枚の歯ですり潰すようにして豆を挽く方法です。

そば粉を挽くための石臼を
見たことがある方もいらっしゃると思いますが、
仕組みはこれと同じです。

ほとんどの手動コーヒーミルがうす式です。

そのため、手動コーヒーミルの良さを、
そのままに簡単に楽しめるのがKG79Jと言えます。

 

6-2.うす式は豆の風味や香りを損なわない

うす式のメリットは、
コーヒー豆本来の風味や香りを損なわないことです。

なぜなら、豆が均等に挽けて、
微粉も少ないからです。

先にご紹介したKG40Jは、
気軽に始められるという点で、
入門用としておすすめできますが、
カッター式プロペラ式という特性上、
風味や香りを損ないやすくなります。

コーヒー豆の風味と香りを損なわないためには、
豆を均等に挽くことと、
余分な細かい粉微粉が少ないということが大切です。

KG40Jは手軽なぶん、
こうした部分では劣ってしまいます。

しかし、うす式を採用しているKG79Jなら、
豆が均等に挽けて、微粉も少ないため、
コーヒー豆の風味や香りを損なわず、
挽きたてコーヒーを楽しむことができます。

 

 

 

7.挽きたてコーヒーを堪能するなら「KG364J」

 

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出典デロンギ http://www.delonghi.co.jp/

一手間加えたとしても、
挽きたてコーヒーを飲みたいと思うのは、
やはりコーヒー豆本来の風味や香りを
楽しみたいからだと思います。

せっかく挽きたてコーヒーを楽しむなら、
細かいところまでこだわりたい方にとっては、
KG364Jがおすすめです。

定価では1万円以上となりますが、
価格よりも挽きたてコーヒーを堪能したいなら、
コーン式の挽き方が最適だからです。

 

 

 

7-1.コーヒー豆本来の魅力を引き出すコーン式

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出典デロンギ http://www.delonghi.co.jp/

KG79Jに採用されているうす式よりも、
さらに豆本来の魅力を引き出すのがコーン式です。

なぜなら、摩擦熱も抑えることができるからです。

豆の風味や香りを損なわないためには、
豆を均等に挽ことと、
微粉が少ないことが重要だとお伝えしましたが、
もう一つ大切なことが摩擦熱です。

うす式の場合、
すり潰すようにして豆を挽くため、
歯と豆が擦れた時に摩擦熱が生じます。

この摩擦熱がコーヒー豆を酸化させてしまうため、
風味や香りを損なう原因になってしまいます。

一方で、コーン式の場合には、
うす式のデメリットをカバーすることができます。

コーン式とはコニカル式とも言われる方法で、
上の写真のような構造になっています。

KG364Jは、この構造と、
低速回転するモーターを採用することによって、
摩擦熱を抑えることができます。

つまり、豆本来の風味や香りのある、
挽きたてコーヒーを堪能することができるということです。

7-2.エスプレッソにも対応

デロンギのコーヒーミルの中で、
エスプレッソがたのしめる極細挽きに対応しているのは、
KG364Jだけです。

その違いは、やはり使用している歯にあります。

カッター式やうす式では、
豆の風味や香りを損なわず、
均一な極細挽きにすることができません。

エスプレッソも楽しみたい方は、
KG364Jがおすすめです。

 

 

 

8.お手入れも簡単にできるデロンギのコーヒーミル

お気に入りのコーヒーミルを見つけて、
挽きたてコーヒーを堪能した後は、
しっかりお手入れもしましょう。

コーヒーミルに残った豆や粉をそのままにしておくと、
故障の原因となったり、
豆本来のおいしさを損なう原因となるからです。

デロンギのコーヒーミルなら、
それぞれの取扱説明書に詳しいお手入れ方法が載っています。

普段、目を通さない方も多いとは思いますが、
コーヒーミルを長く使うためにも、
挽きたてコーヒーを堪能するためにも、
一度目を通して起きましょう。

デロンギのコーヒーミルの取り扱い説明書は、
ホームページからもダウンロードすることができます。

ダウンロード先もご紹介しますので、
商品画像の下にある「取扱説明書」をクリックして、
お手入れ方法も確認しましょう。

・KG40Jの取扱説明書http://www.delonghi.co.jp/products/detail/id/410
・KG79Jの取扱説明書http://www.delonghi.co.jp/products/detail/id/412
・KG364Jの取扱説明書http://www.delonghi.co.jp/products/detail/id/73

 

 

 

9.まとめ

デロンギのコーヒーミルは、
初心者から上級者にまで対応しています。

初心者なら、コンパクトで購入しやすい価格のKG40J、
手動式からのステップアップならKG79J、
挽きたてコーヒーを堪能するならKG364Jがおすすめです。

今回は、この3種類のコーヒーミルを比較して、
その特徴やおすすめする理由について、
詳しくお伝えしてきました。

コーヒーミルは何種類もあって、
どれを選べばいいのか迷ってしまいますが、
今回の記事を参考にしていただければ、
あなたの目的にあったコーヒーミルを選ぶことができます。

ぜひ、おいしい挽きたてコーヒーを楽しんでください。

 

 

 


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