ポーレックスのコーヒーミルの全て|知っておきたい5つの特徴
uroburos / Pixabay

挽きたてコーヒーの魅力は、
何と言っても、その風味や香りですよね。

挽いた豆を買ってきても、
おいしいコーヒーは飲めますが、
挽きたてコーヒーにはかないません。

そこで、必要になるのがコーヒーミルです。

ただ、今までにコーヒーミルを購入したことがある方でも、
今回が初めての方でも、
どのコーヒーミルを選べばいいのか迷っていると思います。

なぜなら、数多くのメーカーから販売されていますし、
その特徴や価格も様々だからです。

ポーレックスのコーヒーミルについても、
いろんな噂を聞くと思いますが、
実際のところはどうなのでしょうか。

買ってから後悔しないためにも、
事前にしっかりと確認しておきたいですよね。

そこで今回は、
ポーレックスのコーヒーミルの特徴について、
詳しくお伝えしていきます。

性能や使いやすさ、携帯性、
お手入れ方法や価格について、
じっくりチェックしてください。

 

 

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1.ポーレックスとは

ポーレックスとは、
1978年から続く、日本の大阪にあるメーカーで、
家庭用品を中心とした、企画から開発を行なっています。

特に、セラミック製品の品質が高く評価されており、
鹿児島の工場で生産されています。

具体的には、コーヒーミルをはじめとして、
塩や胡椒、ごまなどのミル製品、
セラミック製のおろしなどがあります。

ポーレックスが得意とするセラミックとは、
陶磁器焼き物のことで、
硬くて丈夫であることや、
耐熱性、耐食性に優れているのが特徴です。

このセラミックをコーヒーミルにも使うことで、
次のようなメリットがあります。

金気のものでおろしたときに感じる金属臭が全く無いので食材そのものの風味を損ないません。
引用ポーレックス http://www.porlex.co.jp/

つまり、ポーレックスのコーヒーミルは、
挽きたてコーヒーで一番重要となる、
風味を損なうことなく、
コーヒー本来のおいしさを楽しむことができるものとなっています。

 

 

 

2.ポーレックスのコーヒーミルは手動タイプ

ポーレックスのコーヒーミルは、
手動タイプの2種類のみとなります。

もし、電動タイプを探している方は、
他のメーカーから探すことになりますが、
手動と電動のメリット・デメリットをお伝えしますので、
一度、目を通してみてください。

まず、手動式のメリットは、次の3つです。

・電動のものと比較して価格が安い約3,000円台から
・おしゃれなデザインのものが多い
・コンパクトで持ち運びもできる

そして、デメリットは次の通りです。

・一度に挽ける豆の量が少ないおよそ30g2〜3杯分
・挽くのに力と時間が必要

一方で、手動式と比較した場合の、電動式のメリットは次の通りです。

・豆を挽く時間が早い
・一度に挽ける豆の量が多い〜200g

デメリットは次のようになります。

・価格が高い高機能なものは5、6万円
・設置するスペースが必要収納できない
・挽く時の音がうるさい

図1
今回は、こうした手動式のメリット・デメリットを踏まえた上で、
ポーレックスのコーヒーミルの特徴をお伝えしていきますので、
あなたの目的に合った、コーヒーミル選びの参考にしてください。

まずは、ポーレックスの2つのコーヒーミルについて、
確認していきましょう。

 

2-1.ポーレックス「セラミック コーヒーミル」

図1
出典ポーレックス http://www.porlex.co.jp/

価格税込6,264円
本体重量280g
サイズ直径4.9cm×高さ19.2cm

コーヒーミルには、レトロな雰囲気があったり、
おしゃれなデザインで、
インテリアにもなるものが多くあります。

そんな中、ポーレックスのコーヒーミルは、
スリムなデザインとステンレスを使ったシンプルな外観で、
使う人を選ばないのが特徴です。

また、豆を挽くための歯には、
ポーレックスが得意とするセラミックが使われています。

セラミックを使うことによるメリットは、
この後詳しくお伝えします。

 

2-2.ポーレックス「セラミック コーヒーミル ミニ」

図1
出典ポーレックス http://www.porlex.co.jp/

価格税込6,264円
本体重量250g
サイズ直径5cm×高さ13.5cm

「セラミック コーヒーミル」を、
さらにコンパクトにしたのが、
こちらのミニタイプです。

本体についている黒い部分は、
ハンドルホルダーと言われるもので、
豆を挽く時に回すハンドルを外して、
収納することができます。

ハンドルホルダーは、
ミニタイプのみに付属していますが、
別途購入することで、
通常タイプにも装着することができます。

 

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2-3.セラミック コーヒーミルとミニとの違い

ポーレックスの2つのコーヒーミルの違いは、
サイズと重量、それに伴う豆を挽ける量です。

豆を挽く性能には、違いがありません。

また、ミニサイズになっても、
価格は同じとなっています。

詳しい特徴はこの後お伝えしていきますが、
1人から3人分のコーヒー豆(およそ30g)を挽くのであれば、
通常タイプを選ぶといいでしょう。

一人分の豆が挽けて、
持ち運びに便利な携帯性を求めるのであれば、
ミニタイプがおすすめです。

図1

 

 

 

3.ポーレックスのコーヒーミルの5つの特徴

コーヒーミル選びに迷う理由は、
一つ一つの特徴も違えば、
各メーカーの特徴も違うからです。

例えば、手動のコーヒーミルが得意なメーカーもあれば、
電動が人気のメーカーもあります。

また、手動コーヒーミルにしても、
ミルの大きさ、歯の違い、粒の大きさ、価格など様々です。

つまり、あなたにぴったりのコーヒーミルを選ぶには、
その特徴について正しく理解して、
比較することが大切です。

あなたは、どのような目的のために、
コーヒーミルを探しているのでしょうか。

そこで、ここからは、
コーヒーミル選びに役立つように、次のような、
ポーレックスのコーヒーミルの5つの特徴について、
詳しくお伝えしていきます。

・豆の風味を損なわない材質
・ワンタッチで簡単な使い方
・水洗いできるほど便利なお手入れ方法
・ペットボトル以上の携帯性
・価格以上の魅力

ポーレックス以外にも、
迷っているコーヒーミルがあれば、
ぜひ比較してみてください。

 

 

 

4.特徴①ポーレックスのコーヒーミルは豆の風味を損なわない

はじめにもお伝えした通り、
ポーレックスはセラミック製品の得意なメーカーです。

もちろん、コーヒーミルにもセラミックが使われています。

それは、下の写真のような、
豆を挽く歯の部分です。

図1
出典ポーレックス http://www.porlex.co.jp/

セラミック歯を使うことのメリットは、
次の2つがあります。

・摩擦熱の発生が少なく、豆を傷めない
・金属歯のように、金属臭が移ることがない

つまり、セラミック歯を使用することで、
コーヒー豆本来の風味や、
香りを楽しむことができるということです。

 

 

 

5.特徴②ポーレックスのコーヒーミルは使い方が簡単

コーヒーミルを使う時には、
飲み方によって、
粒の大きさ粒度を変える必要があります。

例えば、エスプレッソなら極細挽き、
ペーパードリップするなら中挽きなどに分かれています。

このような調整が簡単にできることも、
失敗しないコーヒーミル選びに重要となります。

特に、毎朝挽きたてコーヒーを淹れるなど、
頻繁に使用する方にとっては、
気になるポイントだと思います。

ポーレックスのコーヒーミルなら、
こうした調整も非常に簡単で、
使いやすいものとなっています。

 

5-1.豆の挽き方がワンタッチで調整できる

図1
出典ポーレックス http://www.porlex.co.jp/

ポーレックスのコーヒーミルは、
粉の受け皿を外すと、
粒度を調整するためのネジ粒度調節ネジがついています。

難しい設定や、道具を使う必要もなく、
このネジを回すだけで、
簡単に粒度の調節ができます。

また、豆を挽くたびに、
粒度を変えることもすぐにできます。

 

5-2.エスプレッソから粗挽きまで対応

粒度の調整が簡単なだけではなく、
極細挽きから、粗挽きまでの、
全ての粒度に対応することができます。

そのため、お好みの抽出方法に合わせた挽き方ができます。

ネジを左反時計回りに回すと粗くなり、
右時計回りに回すと細くなります。

その時に、カチカチとクリックする手応えがありますので、
何回クリックしたかによって、
粒度が変わります。

購入後も参考になるように、
具体的な調節方法をご紹介します。

・極細挽き調節ネジを時計回りに回しネジを締める、無理なくハンドルが回る状態
・細挽き極細挽きの状態から、反時計回りに4クリック
・中細挽き極細挽きの状態から、反時計回りに8クリック
・中挽き極細挽きの状態から、反時計回りに12クリック
・粗挽き極細挽きの状態から、反時計回りに16 クリック

 

 

 

6.特徴③ポーレックスのコーヒーミルは手入れが簡単

コーヒーミルを長く使うためには、
日頃のお手入れが大切です。

なぜなら、歯に粉が詰まってしまい、
故障の原因になるからです。

また、ミルの中に粉が残っていると、
その粉が酸化してしまい、
コーヒー豆の風味や味を損なう原因にもなります。

そんな日頃のお手入れも、
ポーレックスのコーヒーミルなら簡単にできます。

なぜなら、道具を使わなくても、
簡単に分解することができるからです。

セラミック歯を取り出せば、
残った粉をキレイに取り除くことができて、
水洗いすることも可能です。

そのほかの部品もステンレス製なので、
水洗いすることができます。

もちろんお手入れ後には、
簡単に組み立てることができますので、
安心して手入れができます。

 

 

 

7.特徴④ポーレックスのコーヒーミルはコンパクトで携帯もできる

ポーレックスのコーヒーミルは、
携帯性にも優れているため、
キャンプ用としても人気があります。

その携帯性の秘密は、
コンパクトでスリムなデザインだけではなく、
ハンドル部分をワンタッチで取り外すことができるからです。

ハンドルを外したまま収納すれば、
キッチンの引き出しにしまうこともできますし、
カバンの中でもかさばらずに持ち運ぶことができます。

 

7-1.ハンドルホルダーでスッキリ収納

図1
出典アマゾン https://www.amazon.co.jp/

ミニタイプについているハンドルホルダーを使えば、
上の写真のようにコンパクトにまとめることができます。

通常タイプにも、
ハンドルホルダーをセットすることはできるのですが、
商品に付属していないため、
およそ1,200円から1,500円で別途購入する必要があります。

 

7-2.キャンプ用にもおすすめの携帯性

ポーレックスのコーヒーミルは、
キャンプ用としても定番となっています。

なぜなら、通常タイプでも500mlのペットボトル以下、
ミニタイプなら300mlのペットボトル以下のサイズだからです。

重量も280g以下と非常に軽い作りとなっているため、
カバンに入れて持ち運んでもかさばらず、
荷物にもなりません。

また、本体がステンレス製なので、
耐久性も安心して使うことができます。

 

 

 

8.特徴⑤ポーレックスのコーヒーミルには価格以上の価値がある

ここまで、ポーレックスのコーヒーミルの特徴をお伝えしてきましたが、
購入する時に一番気になるのは、
やはり価格だと思います。

コーヒーミルに限らず、
最近は、アマゾンや楽天などのインターネット通販を利用して、
買い物をする方が増えました。

お店に足を運ぶ手間もかからず、
定価や店舗価格よりも安くなっていることがあるからです。

そこで、ポーレックスのコーヒーミルについても調べてみたのですが、
どこも定価の税込6,264円での販売となっていました。

価格で比べるなら、
他のメーカーから安いコーヒーミルが販売されています。

例えば、デザインやコンパクトさが似ていて、
手動コーヒーミルとしても人気のある、
ハリオの「コーヒーミル セラミックスリム」なら、
税込3,240円で購入が可能です。

図1
出典HARIO  http://www.hario.co.uk/

メーカーハリオ
商品名コーヒーミル・セラミックスリム
価格3,240円税込

このように、人気のある手動コーヒーミルでも、
定価で3,000円台から購入できるものがあります。

ポーレックスのコーヒーミルは、
価格では他のメーカーよりも劣りますが、
それでも人気の理由は、
ここまでお伝えしてきたような特徴があるからです。

最後に、ポーレックスのコーヒーミルの特徴をまとめているので、
あなたの欲しいコーヒーミルと、
マッチするか確認してから購入すれば、
失敗することは無くなります。

 

 

 

9.ポーレックスのコーヒーミルはこんな人におすすめ

ここまでお伝えしてきたような、
ポーレックスのコーヒーミルの特徴を踏まえると、
こんな人におすすめできるコーヒーミルだと言えます。

・挽きたてコーヒーの風味や香りを堪能したい
・自宅以外にも持ち運んで使いたい例キャンプ、職場
・使わないときは、コンパクトに収納したい
・手入れが簡単にできるものがいい
・少量1人から3人分挽ければいい

これらとマッチするようであれば、
価格に見合った価値、
もしくはそれ以上の価値があるコーヒーミルと言えるでしょう。

 

 

 

10.まとめ

ポーレックスのコーヒーミルは、
手動式の中でも人気のあるものです。

特に、挽きたてコーヒーを楽しむ時に、
一番重要とも言える風味や香りを損なわないことが特徴です。

なぜなら、ポーレックスが、
セラミック製品を得意としている日本メーカーだからです。

セラミック歯を使って豆を挽けば、
風味や香りの大敵となる、
摩擦熱や金属臭を抑えることができます。

その他にも、操作性、携帯性にも優れており、日頃のお手入れも簡単にできます。

価格で選べば、他に安いコーヒーミルもありますが、
今回ご紹介した特徴と、
あなたがコーヒーミルを探している目的にマッチすれば、
価格以上の価値があるのではないでしょうか。

ぜひ今回の記事を参考にして、
挽きたてコーヒーを堪能してください。

 

 

 

 


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