アフリカ有数の農業国ケニアは、赤道直下に位置している為コーヒーベルトに属しており、土壌も火山灰地が広くコーヒーの生産にはとても適している地域です。

また、ケニアはコーヒーの研究機関やコーヒー組合の管理体制が充実している為、高品質のコーヒー豆が生産されることで世界中から注目を集めています。

そんなケニアコーヒーの中でも、フルーティーな香りとアプリコットのような酸味が特徴的な、「カリミクイ・ファクトリー」についてご紹介していきましょう。

スポンサーリンク

カリミクイ・ファクトリーとは

「カリミクイ・ファクトリー」の生産地は、ケニアの中央に位置する「キリニャガ地区」です。
標高1657mの精製工場「カリミクイ・ファクトリー」にて、組合員が約500名にもなるルンゲト農協が精製しているコーヒー豆です。

精製工場の近隣にあるコーヒー農家からコーヒーチェリーが持ち込まれて精製されます。

コーヒー農家は完熟したコーヒーチェリーのみを丁寧に一粒ずつ収穫し、その日のうちにカリミクイ・ファクトリーに持ち込みます。そして、工場においてもその日のうちに精製を開始します。近隣に流れる河川の豊富で綺麗な水源により、水洗式で精製され、天日干しで乾燥されます。

このカリミクイ・ファクトリーは、集められたコーヒー豆の精製作業だけでなく、組合員のコーヒー栽培に関するサポートにも積極的に取り組んでいます。コーヒー栽培に真面目で熱心な精製工場としても有名です。

カリミクイ・ファクトリーは、フルーティーな香りとアプリコットのような酸味が特徴です。また、熟成した甘みが感じられ、トロッとした舌触りがあるのに後味はとても爽やかでスッキリとしています。

カリミクイ・ファクトリーは、ミディアムロースト、中粗挽きがおすすめです。

おすすめの記事