ケニアはアフリカ大陸の中でも有数の農業国で、世界で初めてコーヒー研究機関を設立したコーヒー大国です。
そんなケニアには、研究機関だけでなく、多くのコーヒー農家が存在し、収穫されたコーヒーチェリーは多くのコーヒーファクトリーで精製されていきます。
その中でも、「カサンガリリ・ファクトリー」は、明るくて爽やかな酸味が人気のコーヒーです。
今回は、ケニアコーヒーの「カサンガリリ・ファクトリー」についてご紹介しましょう。
カサンガリリ・ファクトリーとは
「カサンガリリ・ファクトリー」の生産地は、ケニア東部州の「エンブ地区」です。
組合員が約2000名にもなる「ムラサキコーヒー生産者組合」が、ケニア山山麓の標高1600ｍの精製工場「カサンガリリ・ファクトリー」にて精製しているコーヒー豆です。
精製工場の近隣にある5つの村で栽培されたコーヒーチェリーが持ち込まれて精製されていきます。
コーヒーチェリーは収穫されたその日のうちに、カサンガリリ・ファクトリーに持ち込まれ精製が開始されます。果肉が除去されたコーヒー豆は、一晩発酵槽で寝かされた後、水洗されて天日干しにより乾燥されて精製されます。
カサンガリリ・ファクトリーの特徴は、ベリー系の明るくて爽やかな酸味と豊かな甘みです。しかし、苦みもしっかりとあるので、とてもバランスが取れています。香りはフローラルの心地よい香りが広がります。
カサンガリリ・ファクトリーのおすすめは、ミディアムロースト～ハイローストで、中粗挽きがおすすめです。
