ケニアはアフリカ大陸の中でも有数の農業国で、コーヒー豆の輸出量は、紅茶に次いで2位のコーヒー大国でもあります。

このケニアは、世界で初めてコーヒー研究機関を設立した国でもあり、コーヒーの生産に関しては国全体で力を入れています。その為、多くのコーヒー農家が存在し、コーヒーの種類もとても豊富です。その中でも「カイグリファクトリー」が生産する、「カイグリ」は、果実のような甘みが人気のコーヒーです。

そこで今回は、ケニアコーヒーの「カイグリ」についてご紹介しましょう。

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カイグリとは

「カイグリ」は、ケニアの中央部に位置するコーヒー産地「ニエリ地区」のカイグリ村にある、コーヒー精製工場の「カイグリファクトリー」で生産されるコーヒーです。カイグリ村のコーヒー農家が生産したコーヒー豆を、この精製工場に持ち込んで生産されます。

コーヒー豆の鮮度をとても大切しているのが特徴です。その為、コーヒーチェリーは収穫したらすぐにファクトリーに持ち込まれ、その日のうちに精製を開始していきます。手作業で一粒ずつ丁寧に選別していき、機械で果肉を取り除いた後、近くのルンドゥ川のきれいな水で一晩発酵させます。そして、翌日に丁寧に水洗し、天日干しで乾燥させます。

この地域の土壌は、赤土の火山培土で、一年を通して穏やかな気候の為、コーヒー栽培にはとても適しているので、高品質のコーヒー豆が栽培されています。

カイグリは、リンゴ果実のようなフレッシュな甘みと酸味が強いのが最大の特徴です。また、コクと苦みが少なく、ナッツのような香りと風味が長く残ります。

おすすめの焙煎度合いは、ハイローストからシティローストです。そして、おすすめの挽き方は、中粗挽きです。

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