【タリーズコーヒー】アルバイトの内容とうれしいメリットとは?
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タリーズコーヒーでは、
一杯のコーヒーにこだわりを持っていれていることで有名です。

そんなタリーズでアルバイトをすると、
コーヒーについての正しい知識も研修を通して学べたり、
プライベートでも美味しいコーヒーを
入れることができるようになるかもしれません。

タリーズのアルバイトでは、
どのような仕事があるのか、
メリット、デメリットについて見ていきたいと思います。

 

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1.フェローの仕事とは

タリーズコーヒーでは、
正社員・準社員・アルバイトかかわらず、
タリーズコーヒーで働く人のことをフェロー(=仲間)と呼んでいます。

アルバイトでは、
主にバリスタとキャッシャーの仕事があります。

 

1-1.バリスタ

バリスタは、抽出したエスプレッソを使用して
ドリンクをつくる役割を担います。

バリスタにあこがれて、
バイトしたいと思う人も多いようです。

お客さまに心をこめて最高の一杯を提供する
メインの仕事とも言えるでしょう。

バリスタは「ショット」と「スチーム」に分かれて
二人で連携してドリンクを作ります。

ショットはエスプレッソの抽出と
ドリンク毎にシロップを入れます。

スチームはミルクを温めて、注いで、
上にトッピングをのせたりします。

また、パスタ以外のフードもバリスタが作ります。

つくる・・・といっても加熱だけだったり、
ソースやホイップをのせることが中心になりますので、
オペレーション自体はそれほど難しくはありません。

とはいっても、ドリンク作成と平行してつくるので、時間の配分や、
どのように効率よくフードを作れるかということが求められます。

バリスタの二人でどっちが何を作るのかを
うまく連携するのが重要です。

レシピを覚えていなかったりすると、
もう一人に迷惑がかかってしまいますので、
レシピを覚えてからバリスタポジションに入るようにするとよいでしょう。

 

1-2.キャッシャー

キャッシャーは、お客さまに最初に対応する
お店の顔ともいえる役割を担います。

また、お客さまの好みを聞いて商品を提案することもします。

お客さまの注文を受け終わったら、
なるべく早く商品が受け取れるように、
オーダーをバリスタ(ドリンク作成)の人に伝えます。

レジは全自動が多くなっていますので、
お金入れたらおつりがそのまま出てきます。

ドリップコーヒーの抽出、
提供はキャッシャーが担当します。

コーヒーは自動のドリップマシンで抽出しますが、
一定の時間が経つと廃棄になるので、
常に新鮮なコーヒーを提供できるように準備しておく必要があります。

また、コーヒーを抽出し忘れてたりすると、
お客さまを待たせてしまったり、席へ持っていく必要があり、
忙しい時間帯には大きな手間になりますので、コーヒーの管理は重要です。

メニューを覚えたり、
レジ画面の各商品のキーの配置を覚えるのが、はじめは大変です。

トッピングメニューなどもあるので、
がんばって覚えましょう。

キャッシャーはお店の顔、
お客さんが始めに目にするところになりますから、
どんなときでも笑顔と挨拶は忘れないようにしましょう。

基本は、上記のバリスタ、キャッシャーですが、
多くの店舗にはパスタがあります。

それでフード担当(パスタ係)がいることもあります。

パスタのオーダーが入ってない時は、洗い物をします。

混む店舗や時間帯になると、
パスタを作って洗い物してとかなり忙しくなります。

はじめで不安な人は、混まない時間帯を狙ってシフトに入り、
ある程度手順などを覚えてから、
ピークの時間の仕事に入るとスムーズに仕事できるようです。

 

 

 

2.タリーズコーヒーの制度

2-1.バリスタコンテスト

タリーズコーヒーでは、
高いバリスタスキルと良いサービスとともに、
ご満足いただけるエスプレッソドリンクをお客さまに提供できるよう
「バリスタコンテスト」を毎年開催しています。

店舗フェローのバリスタ技術、コーヒーに対する知識、
お客さまへのホスピタリティ(おもてなしの心)の向上を目指すために、
2000年から開催されています。

この大会ではバリスタスキル、テイスティング、
ホスピタリティ(接客)などを競い合います。

2016年10月には、
「第17回 バリスタコンテスト全国大会」が開催されました。

全国各地の予選会を勝ち抜いた社員、
アルバイトフェロー20名が、タリーズコーヒーのバリスタとして、
そのスキルを披露し、競いあいました。

 

2-2.コーヒーアドバイザー

コーヒースクールを実施している店舗では、
「コーヒーアドバイザー」の資格(社内資格)を持った
フェローが講師を務めています。

資格取得者は全国で約2,500人(2016年12月現在)ほどで、
アルバイトも取得可能です。

お客さまにコーヒーの美味しさや楽しさをお伝えするため、
コーヒー全般に関する知識を広げ「コーヒーのスペシャリスト」への
スキルアップを目指すことができます。

コーヒーアドバイザーの資格を取得すると、
フェローは基本的に黒いエプロンを着用していますが、
コーヒーアドバイザーは「COFFEE ADVISER」用の
茶色いエプロンを着用することになります。

また、店舗で定期的に行われている
「コーヒースクール」の講師として、
お客さまにコーヒーをより楽しんでいただく為に、
コーヒーの知識やいれ方を伝えることができます。

さらに上級資格を目指したければ、
コーヒーアドバイザーの上級資格として、
コーヒーマスターという資格があります。

エプロンも「COFFEE MASTER」用のものにグレードアップします。

コーヒー全般に関する知識のほか、
豆のテイスティングによる味の判別など、
ワンランク上のスキルが求められます。

 

 

 

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3.タリーズのバイトの評価

3-1.メリット

・店舗によって社割やドリンクが無料になる
店舗によって多少異なるようですが、
だいたいの店舗では休憩時のドリンクもしくはアイスが無料となります。

社割も使うことができ、
2割~5割ほど安くなることもあります。

店舗によって差がありますので、
基本的な例は下記のようになっているようです。

①.食事補助として、休憩中に無料でドリンクはアイスクリームを購入することができる。
②.比較的忙しい店舗や、お客様の多い土日などで、サンクスドリンクとしてドリンクを無料で飲むことができる。
③.上記のような特典が無い場合でも、ドリンクやアイスクリームなどの商品を割り引いて半額のお値段で購入できる。


・人とコミュニケーションをとるのがうまくなる

接客業なので、自然と人とコミュニケーションをとるのがうまくなります。

スタッフ同士とも連携を取る必要があるので、
コミュニケーションは大事です。


・研修が30時間ある

タリーズの経営理念から、接客の仕方、コーヒー豆の知識などを学んで、
未経験でも仕事できるように研修時間が設定されています。

研修期間中は時給が少し下がってしまいますが、
カフェでの接客スキルを学べるので、しっかり研修を受講しましょう。


・やりがいがある

覚えることがかなり多く、最初の数か月間は
大変なときもあるかもしれませんが、
一度覚えてしまえば、あとは繰り返しになります。

自分の作った商品をお客さまに
喜んでいただいたときにやりがいを感じる人は多いようです。
・働きやすさ
残業代、交通費もしっかり出ますし、
シフトインの強要もないので、
働きやすい環境と言えるでしょう。

 

3-2.デメリット

・給料はそれほど高くない
給料はそれほど高くはないので、
コーヒーについてバイトを通して勉強したい、
接客のスキルを身につけたい、
カフェの仕事が好きな人におすすめです。

 

 

 

4.バイト応募でチェックしておきたい点

4-1.面接の準備

面接でよく聞かれるものは、
自己PRと長所、短所、よく行くタリーズの店舗、
好きなドリンク、フードなどです。

定番の質問としては、
以下のような質問が考えられます。

「なぜこのカフェ(その中でもこの店舗)を選びましたか?」
「あなたの長所、短所を教えてください。」
「このカフェ(店舗)についてのあなたの意見やイメージを教えてください。」

かなりの確立で聞くことが予想されますので、
答えを準備しておくとよいでしょう。

また、その他にシフトについて聞かれる可能性もあるので、
スケジュール帳をもっていきましょう。

また、カフェは、飲食業と接客業の双方の特徴が色濃くでる職場ですから、
清潔感があるか、身だしなみがしっかりしているかなど、しっかりと見られています。

笑顔でいることも大切です。

話す時、聞くときは面接官の目を見ると、
信頼できる人だというイメージを与えることができます。

 

4-2.バイトしたい店舗のチェック

タリーズでは、正社員やアルバイトの人たちとの相性や、
お店の様子などによって、大きな差があるようです。

アルバイトをしたい店舗がみつかったら、
下記の点をチェックしてから応募するようにしましょう。

①.正社員(茶色エプロン)の言動に注意し観察する
②.実際にアルバイトをやりたい店舗をお客さまとして利用する
③.アルバイト同士の関係をよくみる
④.適度に忙しい店舗を選ぶ

 

 

 

5.まとめ

タリーズのアルバイトは、
コーヒーについての正しい知識が研修を通して学ぶことができますし、
プライベートでも美味しいコーヒーをいれることができるようになるので、
コーヒー好きな人には、おすすめのアルバイトです。

一方で、店舗の環境などによって、
アルバイトの状況は大きく変わりますので、
自分が働きたいと思う店舗に何回か足を運んでみて、
働いている人たちの様子やお店の雰囲気を確かめてみるとよいでしょう。

はじめは、覚えることが多いので、
予習復習が大事です。

 

 


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