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カツーラハニーとは

パナマ産コーヒーのカツーラハニーはパナマの多くの農園で栽培されていますが、その中でも有名なのがチリキ県カンデラ地区の「ハートマン農園」や、マドリス県ニカラグア地区の「モンテクリスト農園」です。

これらの農園のある地域は1100~1500mの高地にあるため昼夜の気温差が激しく、土壌は肥沃で年間降雨量も多いのでコーヒー豆の生産にとても適しています。

カツーラ種のコーヒーノキを農薬は使わずに丁寧に栽培し、11月から3月の収穫時期には完熟したコーヒーチェリーのみを1粒ずつ手摘みで収穫していきます。

そして「ハニープロセス」とも呼ばれるパルプドナチュラル製法で仕上げたコーヒーです。この製法は、コーヒーチェリーの果肉を丁寧に除去した後に水洗工程は行わず、ぬめりが付いたまま乾燥させる方法です。

ぬめりが付いたままの状態で乾燥させることにより果肉の甘みがゆっくりと時間をかけてコーヒー豆に浸透していきます。他の製法よりもコストはかかりますが、強い甘みを持ったコーヒー豆に仕上げることができます。

カツーラハニーは柑橘系の酸味と程よいコクと苦み、強い甘みが特徴です。この強い甘みはハニープロセスから生まれるもので、黒糖のように甘いとも言われます。

おすすめの焙煎度合いはハイローストからシティローストで、挽き方は中挽きがおすすめです。強い甘みを存分に味わってみてください。

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