コーヒーで腹痛になる9つの原因と対処方法を紹介

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コーヒーを飲んだ後に腹痛や下痢、
胃痛などの症状で悩まされている人は多いです。

「昔は大丈夫だったけど、最近飲むとお腹が痛くなる」
「お茶や紅茶は大丈夫だけど、コーヒーを飲むと腹痛になる」
「コーヒー以外の飲み物(カフェイン入り)なら腹痛にならないけど・・・」
と原因が分からずに解決できない人がいるのではないでしょうか。

コーヒーを飲んだあとに、
腹痛や下痢になる原因はいくつかあります。

今回の記事ではコーヒーを飲むと、
腹痛になる理由について詳しく解説していきます。

今まで腹痛で悩まされていた人でも、
原因がわかれば腹痛に襲われる前に対処することができます。

コーヒーを飲んでも腹痛にならない、
より効果的な対処方法も紹介しますので、
ぜひ参考にしてください。

 

  • 目次 
    1.コーヒーを飲むとお腹が痛くなる原因
     1-1.カフェインで腹痛になる
     1-2.クロロゲン酸で胃痛になる
     1-3.タンニンで下痢になる
     1-4.アレルギーの症状
     1-5.カフェイン中毒
     1-6.砂糖を入れすぎ
     1-7.過敏性腸症候群
     1-8.豆が酸化している
     1-9.コーヒーの化学物質
    2.コーヒーによる吐き気の対処法
     2-1.生姜湯を飲む
     2-2.食事を摂取しない
     2-3.深呼吸をする
     2-4.ストレッチ・体を温める
     2-5.水を大量に飲む
    3.健康的にコーヒーを飲むための方法
     3-1.摂取目安量を守る
     3-2.ミルクで胃を保護する
     3-3.カフェインレスのコーヒーにする
     3-4続けて飲まないようにする
    4.まとめ

 

 

1.コーヒーを飲むとお腹が痛くなる原因

コーヒーを飲んだ後にお腹が痛くなったり下痢になったりするのは、
カフェインやタンニン、アレルギー症状が原因だと言われています。

それぞれが及ぼす原因について詳しく説明しますので、
当てはまる原因があるかチェックしてみてください。

 

1-1.カフェインで腹痛になる

カフェインには胃酸を分泌させる作用があるので、
空腹の状態でコーヒーを飲んでしまうと、
過剰な胃酸が発生して胃痛を起こす可能性があります。

起床後すぐにコーヒーを飲む習慣がある人は、
続けていくと胃炎になることもあるので、
出来るだけ控えるようにしてください。

また、カフェインはコーヒー以外にも含まれています。

飲み物 カフェイン含有量(100ml)
玉露 160mg
コーヒー 60mg
煎茶 20mg
紅茶 30mg
ウーロン茶 20mg

玉露はコーヒー以上にカフェインを含んでいますが、
飲む習慣のある人はほとんどいないと思います。

ですが、煎茶や紅茶、ウーロン茶を飲む機会は多いと思うので、
摂り過ぎないように注意しましょう。

 

1-2.クロロゲン酸で胃痛になる

クロロゲン酸はコーヒーに含まれるポリフェノールの一種です。

ポリフェノールには体に良い効果がいくつかあります。

・抗酸化作用で活性酸素を抑制
・抗がん作用
・中性脂肪を低下
など、プラスの効果が報告されていますが、
クロロゲン酸にも胃酸を分泌させる働きがあるので、
胃痛を起こすことがあります。

カフェイン同様に摂り過ぎないようにしてください。

 

1-3.タンニンで下痢になる

お茶や紅茶などのカフェインが含まれる飲み物は大丈夫だけど、
コーヒーを飲むと下痢になってしまう人がいます。

そういった人はタンニンが原因の可能性があります。

タンニンとはコーヒーの苦味や渋みを醸し出す成分の一つで、
ブルベリーなどに含まれるアントシアニンなどと同じ成分です。

タンニンは適量の摂取であれば問題ありませんが、
過剰摂取は腸粘膜に強い刺激を与えてしまいます。

便秘や下痢を起こす可能性もあるので、
飲みすぎに注意が必要です。

 

1-4.アレルギーの症状

コーヒーにアレルギーを持っている人もいます。

コーヒーのアレルギーは摂取してから、
数日後に症状が出ることがあるので、
コーヒーが原因だと気が付きにくいことがあります。

コーヒーアレルギーの主な症状は以下となります。

・下痢
・吐き気
・頭痛
・肌荒れ
・手の震え

風邪と間違えやすい症状なので、
もしコーヒーアレルギーの可能性があれば、
最寄の病院でアレルギー検査を行ってみてください。

 

1-5.カフェイン中毒

1日に250mg以上のカフェインを摂取し続けていると、
慢性的なカフェイン中毒(カフェイン依存症)になる可能性があります。

慢性的なカフェイン中毒になると吐き気や下痢などの
症状が出ることがあるので注意が必要です。

カフェインには強い依存性があるので、
飲みすぎだと思う人は摂取量を抑えるようにしましょう。

 

1-6.砂糖を入れすぎ

砂糖入りのコーヒーを飲むと腸内環境が悪化して、
下痢などの症状を引き起こすことがあります。

ブラックコーヒーは苦くて飲めないので、
砂糖やミルクを入れて飲みやすくしている人も多いです。

ですが、砂糖を摂りすぎてしまうと血糖値が上がります。

そうすると、体内の浸透圧が上昇してしまいます。

腸には浸透圧を一定に保つ性質があり、
腸粘膜から水分を引き出して、
腸内の浸透圧を元の状態に戻そうとします。

しかし、結果的に腸内の水分量が増えて、
下痢になってしまいます。

最近では砂糖の代わりに人工甘味料が使われることがありますが、
人工甘味料にも砂糖同様に下痢を引き起こす可能性があります。

ミルクにもトランス脂肪酸が含まれているので、
体には良くありません。

苦くて飲めないという場合には、
牛乳や豆乳をいれてカフェオレにして飲みましょう。

 

1-7.過敏性腸症候群

ストレスや疲労が溜まっている人は下痢などの症状を引き起こす
「過敏性腸症候群」になっている人がいます。

過敏性腸症候群の人がコーヒーを飲むと、
カフェインの刺激で腹痛が起きることがあります。

元々お腹がゆるい人にもカフェインの刺激は強すぎるので、
コーヒーを控えめにした方がいいです。

 

1-8.豆が酸化している

酸化したコーヒー豆から炒れたコーヒーを飲むと
お腹が痛くなることがあります。

コーヒー豆は焙煎した直後から酸化が始まります。

上手に保管すれば酸化を遅らせることはできますが、
酸化を防ぐことはできません。

コーヒー豆を長期間に渡って保管していると、コーヒー豆が酸化して、
美味しくないコーヒーを飲むことになってしまいます。

腹痛を起こさないためにも、
コーヒー豆が酸化しないように工夫しましょう。

コーヒー豆の保管に関してはこちらの記事をご覧ください。

コーヒー豆の正しい保存方法を紹介!最も美味しく味わう方法とは?

 

 

1-9.コーヒーの化学物質

コーヒーに含まれている化学物質や刺激物が
胃腸を荒らして腹痛や下痢を引き起こしていることもあります。

具体的な化学物質は以下の通りです。

・エチルフェノール・キナ酸
・ジカフェオイルキナ酸
・ジメチルジスルフィド
・アセチルメチルカルビノール
・プトレシン
・トリゴネリン
・ナイアシン
参考: http://www.lifehacker.jp/2009/10/091007_coffee_seibun.html

お茶や紅茶は飲んでも平気だけど、
コーヒーだけに反応してしまう場合には、
これらの化学物質が影響していることもあります。

 

 

 

 

2.コーヒーによる吐き気の対処法

コーヒーの飲み過ぎなどが原因で、
吐き気がしたときや腹痛に襲われたときに
効果的な対処方法を紹介します。

 

2-1.生姜湯を飲む

擦り下ろしした生姜(小さじ1程度)を
100ccほどのお湯に入れて飲みます。

胃の調子を整える効果があるほか、
体の内側からポカポカしてくる効果があるので、
気持ちがリラックスして落ち着きを取り戻します。

 

2-2.食事を摂取しない

コーヒーの飲み過ぎで胃が荒れたときには、
胃を休めるために食事をしないようにしましょう。

空腹時に食事をするときには、
お粥など消化に良いものを食べてください。

 

2-3.深呼吸をする

深呼吸をすることで胃のリズムが改善します。

胃が荒れている時に意識して深く呼吸をすることで、
自律神経のバランスを整えることができます。

 

2-4.ストレッチ・体を温める

深呼吸と同様に簡単なストレッチや体を温めることは、
心の落ち着きや体調を整えることにつながります。

カフェインの取りすぎは興奮状態になっていますが、
一般的に血行は悪くなっています。

ストレッチや体を温めることをして副交感神経を刺激して、
自律神経を整えることで吐き気が治まります。

 

2-5.水を大量に飲む

コーヒーの飲み過ぎはカフェインの摂りすぎにつながります。

水を大量に飲むことで体内のカフェイン濃度を薄めて、
吐き気を和らげることができます。

ただし、冷水は逆効果ですので
暖かい飲み物を飲みましょう。

 

 

 

 

3.健康的にコーヒーを飲むための対処法

コーヒーには腹痛や下痢を引き起こす作用があることがわかっても、
一切飲まないようにすることは難しいと思います。

一体どうすれば健康的にコーヒーを飲むことができるのか。

具体的な対処方法を紹介します。

 

3-1.摂取目安量を守る

1日のカフェインの摂取量は400mgです。

コーヒーだと3〜4杯程度は飲むことができますが、
カフェインは他の飲み物にも含まれていることを忘れてはいけません。

・緑茶
・紅茶
・エナジードリンク
・チョコレート
・コーラなど

1日の間にコーヒー以外からカフェインを
摂ることがあるかもしれないので、注意するようにしてください。

各飲み物に含まれているカフェイン量に関しては、
こちらの記事をご確認ください。
http://perfect-coffee.info/caffeine-amount-ranking

3-2.ミルク(牛乳)で胃を保護する

胃にかかる負担を減らすように牛乳を入れて飲めば、
ブラックコーヒーよりも刺激は減ります。

牛乳には「胃壁を保護する」「胃液の酸性度を抑える」
などの効果があり、胃に優しい飲み物です。

牛乳を温めてホットカフェオレとして飲めば、
さらに胃への負担は減るのでおすすめです。

ただし、牛乳を飲むと腹痛になる乳糖不耐症の人は、
効果がないので注意してください。

 

3-3.カフェインレスのコーヒーにする

コーヒーの味と香りを楽しみたいので「何も入れたくない」という人は、
カフェインレスコーヒー(デカフェ)を取り入れるようにしましょう。

カフェインが原因で腹痛が起きている場合には、
カフェインレスコーヒーにすることによって刺激がなくなり、
腹痛予防につなげることができます。

通常のコーヒーよりも味や香りは劣りますが、
牛乳や豆乳を入れるよりは、
はるかにコーヒーの味を感じることができます。

カフェインを取り除く技術も進歩しているので、
昔よりも格段に美味しくなっています。

カフェインの摂りすぎが心配な人は、
カフェインレスコーヒーを取り入れましょう。

 

3-4続けて飲まないようにする

コーヒーを飲んで腹痛になる方は以下のことを意識しましょう。

・一度に飲み過ぎない
・空腹時は避ける
・1杯飲んだら時間を空ける

飲み方を工夫することによって、
お腹への負担を減らすことができます。

1度に3杯飲むよりも3回に分けて飲んだほうが刺激が弱まるので、
飲むタイミングも意識していきましょう。

 

 

 

 

4.まとめ

コーヒーを飲んだあとに腹痛になる原因と、
その対処法について説明しました。

コーヒーの飲みすぎやコーヒーに含まれる成分によって、
腹痛や下痢、胃痛になる可能性があります。

腹痛や下痢、胃痛になる原因を知っておかないと、
根本的に解決することができません。

コーヒーを飲んで腹痛になったことがある人は、
その原因を理解して腹痛にならない飲み方を
取り入れるようにしてください。

基本的には飲みすぎないように1日の摂取量を守って、
体に負担をかけないようにしていきましょう。

 

 

 

 


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