コーヒーはビタミンCを破壊する?コーヒーはビタミン泥棒

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コーヒーはビタミンCを破壊する!
コーヒーは体内からビタミンCを奪う!
という話をよく耳にします。

これは本当なのでしょうか・・・。
はい、実は一部は本当です。

コーヒーは飲む事で
体内のビタミンCを外へ排出する場合があります。

だったら飲まない方が良いのでは?

確かに体にとって大事なビタミンCを奪われるのなら
飲まない方が良いかもしれません。

ところが、世間では奇妙な現象が起きています。

それは、コーヒーは健康に良い!美容に良い!
といった内容がたくさん解説されている事です。

実際に当サイトでもコーヒーに関する
健康や美容に良い話をいくつも紹介しています。

では、コーヒーはビタミンを破壊し体に良くないのか、
それとも体や美容にも良いのか、
一体どちらが正しいのでしょうか。

詳しい解説記事を読み進めて頂くと
あなたの体内がビタミン不足になっていないかまで
分かるようになります。
 

 

 

1. コーヒーとビタミンCの関係

 よく言われているのが
コーヒーを飲むと体内のビタミンCが壊されるのではないか?”
という疑問です。

健康にとっても美容にとっても
とても大事なビタミンCを
コーヒーを飲む事で壊されてしまうという事で
慎重になっている人が少なくないようです。

では、実際はどうなのでしょうか・・・。

 

コーヒーがビタミンCを壊しているのか?

 正確には、コーヒーに
「ビタミンCを破壊する」という力はありません。

もしコーヒーがビタミンCを破壊してしまうなら
世界中のコーヒー研究者が
“コーヒーにおけるビタミンC破壊について”
もっと多くの論文を発表し注意を促しているでしょう。

近年、発表されている論文や研究結果には
もちろん、コーヒーのリスクやデメリットを
発表しているものもありますが

それを圧倒的に上回る
コーヒー健康論やメリットが書かれた論文の方が
次々に発表されています。

また、コーヒーは体内でビタミンCを破壊するどころか
ビタミンCの安定性を立証する実験結果も
発表されているのです。

 

 

 

 

2. コーヒーとビタミンCの安定性

 長野県短期大学では
「コーヒーの中のビタミンCの安定性」について実際に実験を行い、
その結果を報告しています。

実験の内容を大まかに説明すると、
コーヒー成分自体にはビタミンCが含まれていないため
粉末のコーヒー内にビタミンCを添加し、
その残存量の安定性に関する実験を詳しく行ったものです。

その結果は・・・
コーヒーがビタミンCを破壊するという世間のイメージとは裏腹に
コーヒー内で90日間におけるビタミンCの残存量に
変化がほとんど見られませんでした。

1

(図: 長野短期大学の「コーヒーの中のビタミンCの安定性」より
当サイトにより赤色で追記しまとめたもの)

 

特にビタミンCは熱に弱い成分ですが
作りたての熱いコーヒー内でも安定して存在し
その後、時間の経過と共に減少傾向がでたようです。

また、お砂糖を入れた場合のコーヒー内でも
ビタミンC内の安定性は実験で見る限り
入れない場合とほとんど変化がなかったようです。

2

(図: 長野短期大学の「コーヒーの中のビタミンCの安定性」より
当サイトにより赤色で追記しまとめたもの)

 

ではなぜ、
コーヒーを飲むとビタミンが破壊されるのでは?

というちょっとコワイ疑問が
ささやかれるようになったのでしょうか?

それはコーヒーの利尿作用から
誤解が生じていったようです・・・。

 

 

 

 

 

3. コーヒーの利尿作用

コーヒーには飲む事でたくさんの効果が生じますが、
その中の一つに
・利尿作用
というものがあります。

利尿作用とは、
尿が出やすくなり体内毒素を体外へ尿として排出する
デトックス効果としてもよく解説されています。

この利尿作用で体内のビタミンCも尿として排出されやすいため
この事が“コーヒーはビタミンCを破壊する”という
誤解へと発展してしまったようです。

誤解を解くためにも
正しい利尿作用のメカニズムについて解説していきます。

 

 

 

 

 

4. コーヒー利尿作用のメカニズム

4-1. 腎臓内で尿が作られている

腎臓では血液に溜まった老廃物を取り除く作業が行われています。

取り除いた老廃物は尿として外へ排出していきます。

 

4-2. カフェインが腎臓の血管を広げる

コーヒーを飲むとカフェインが体内に入ります。

カフェインは腎臓の血管を広げる働きがあります。

腎臓内の血管が広がることで流れる血液の量も増えます。

すると、血液に溜まっている老廃物の量も増えます。

 

4-3. コーヒー利尿作用の発生

老廃物の量が増えるという事は、
それを尿として外へ排出する量も増えます。

こうして利尿作用が発生するのです。 

 

4-4. コーヒー利尿作用による誤解

利尿作用が発生する事で水に溶けやすいビタミンCが、
尿として一緒に体内へ排出されます。

この現象が、
「コーヒーはビタミンCを破壊する?」につながったようです。

実際は、破壊ではなく、
体内に必要以上に摂取されたビタミンCが尿として排出されるのです。

よって、コーヒーを飲む事で、
ビタミンC不足になる事は少ないようです。

ただ、コーヒーを飲まない人と比べると、
多少はビタミンCの吸収率は低くなる傾向にあります。

また、現代人はビタミン不足と言われています。

コーヒー利尿作用によるものではなく、
そもそもビタミン不足の傾向があるようです。

「体内ビタミン不足チェックシート」で、
ビタミン不足になっていないかをこの機会にチェックしてみましょう!

 

 

 

 

 

5. 体内ビタミン不足チェックシート

 

チェック1

時々鼻の周りや唇が油っぽい又は皮膚がボロボロする

⇒油っぽかったり皮膚がボロボロしていたりする顔は

ビタミンB2、B6不足の可能性があります。

 

チェック2 

爪がもろく割れやすかったり、表面が滑らかでなく筋が入っていたりする

⇒カルシウム、ミネラル、ビタミン不足の可能性があります。

 

チェック3

肌に赤い小さな点が存在している

⇒ビタミンC不足を示している可能性があります。

 

チェック4

喫煙をする

⇒ビタミンB、ミネラルが破壊され不足する傾向にあります。

 

チェック5

平均して一週間に3種類以上のアルコールを飲んでいる

⇒ビタミンB1.2.3.6.12やビタミンC.D.Eが不足する可能性があります。

 

チェック6

日ごろから強いストレスを感じている

⇒ホルモンバランスを崩し多くのビタミン、ミネラルを失う傾向にあります。

 

チェック10

歯茎からよく血が出る

⇒ビタミンC欠乏サインの可能性があります。

 

チェック11

髪が抜けやすい、パサついてつやがない

⇒多くのビタミン不足やミネラル不足の可能性があります。

 

チェック12

アザや切り傷が治りにくい

⇒ビタミンC不足の可能性があります。

 

以上、12のチェック項目の内、
どれだけチェックが入ったでしょうか?

チェックが一つでも入った場合は、
ビタミンやミネラル不足の可能性が高いです。

日頃から意識して食事などから
ビタミン・ミネラルを摂取するよう心がけて下さい。

 

 

 

 

6. コーヒーは鉄分を阻害する

ここまでで、コーヒーには、
ビタミンCを破壊する働きはない事が分かりました。

ただし、鉄分に関しては少しだけ注意が必要です。

なぜなら、コーヒー成分のタンニンが鉄分の体内吸収を
妨げる働きがあるからです。

よって、貧血気味(=鉄分不足)の人は、
コーヒーの飲み過ぎには注意が必要です。

ただし、コーヒーを飲んで鉄分不足になってしまう人も
元々、鉄分不足気味の食事をしている可能性があります。

もっと鉄分が豊富な食事をとる必要があるでしょう。

どうしても普段から貧血気味で鉄分不足が心配であれば、
コーヒーを飲む際は薄めて飲んだり
食後の栄養分を消化吸収している最中を避け
2時間以上経ってからコーヒーを飲むと良いよいでしょう。

 

 

 

 

 

7. まとめ

コーヒーはビタミンCを破壊する!

これは誤解だという事が分かりました。

正確にはコーヒー成分にビタミンCを破壊する力はなく、
コーヒーのカフェインによる利尿作用で、
過剰分のビタミンCが尿として体外へ排出されます。

また、コーヒーを飲むと鉄分不足になる!

これはコーヒーのタンニンが鉄分吸収を妨げる働きがあるものの
もしコーヒーを飲んで鉄分不足になるようなら
元々、鉄分不足気味の食事をしている可能性があります。

コーヒーに関する過剰な心配よりも
まずは食事から現代人が不足気味の
ビタミンCやミネラル、鉄分を豊富にとることを心がけ
健康体でコーヒーを楽しむ事をオススメ致します。

参考サイト: Dynamic Chiropractic
参考文献: 長野県短期大学「コーヒーの中のビタミンCの安定性」

 

 

 


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