メリダとは
ベネズエラ産コーヒーのメリダは、ベネズエラのコーヒー生産が最も盛んな西部地区にあるメリダ州に広がる農園で生産されているコーヒー豆です。
コーヒー農園が広がるメリダ州は別名「山の楽園」とも呼ばれており、山間の丘陵地帯の標高600～1600ｍの高地に広がっています。そのため日中と夜間の気温差が激しく、肥沃な火山灰土壌に覆われていて、降雨量も豊富なために良質なコーヒー豆が栽培されています。
アラビカ種のコーヒーノキを、シェードツリーを用いた日陰栽培により農薬を使わず有機農法で丁寧に栽培しています。そして収穫時期になると完熟したコーヒーチェリーの実だけを丁寧に手摘みで一粒ずつ収穫していきます。その後は水洗工場に運び水洗処理をして、天日干しにより丁寧に乾燥させて精製しています。
メリダは穏やかな酸味とコク、穏やかな甘みが特徴です。また風味が豊かで香りが優れており、繊細な味わいが楽しめることでも人気の高いコーヒー豆です。
メリダのおすすめの焙煎度合いはシティロースト～フレンチローストです。また中挽き程度で淹れるのがおすすめです。
メリダは他のベネズエラ産のコーヒー豆と同様に、生産量が少ない上にベネズエラ国内で約半分以上が消費されてしまうために流通量がとても少なく、日本ではあまりみかけない銘柄でもあります。
