アラビア半島の最南端に位置するイエメンは、世界で初めて、コーヒー豆を商業目的で輸出した「モカ港」がある国として有名です。

その時代から、モカ港からは多くのイエメン産とエチオピア産の良質なコーヒー豆が輸出されてきました。そして、今も尚、イエメン産とエチオピア産のコーヒー豆を「モカ」と呼んでいます。

そんな、私達になじみの深い「モカ」の中でも、イエメンの主要なコーヒー産地であるハラズ地区で生産されている「モカハラーズ」についてご紹介していきましょう。

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モカハラーズとは

モカハラーズは、イエメンの首都である「サヌア」の南に位置する、「ハラズ地区」で生産されています。

「モカ」とは、イエメン産とエチオピア産のコーヒー豆のことで、「モカ」を区別するために、イエメンのハラズ地区で生産されているコーヒーを「モカハラーズ」と呼びます。

このモカハラーズは、コーヒーノキの原生種を無農薬で丁寧に栽培し、完熟したコーヒーチェリーのみを手摘みで収穫し、ナチュラル製法で精製します。

モカハラーズの最大の特徴は、柑橘系のフルーティーな甘みと優しい酸味です。また、スパイシーな香りと芳醇な後味がクセになるコーヒーです。

モカハラーズは、シティローストがおすすめです。挽き方は、粗挽きがおすすめです。ドリップする際は、低めの温度のお湯で淹れると、独特のモカの香りと甘みが楽しめます。

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