コーヒーカップで味が劇的に変わる!?最愛のカップに出会える道標

Astryd_MAD / Pixabay

コーヒーはとてもおいしい飲み物です。

そのコーヒー豆の種類や焙煎の仕方、
挽き方や淹れ方、飲み方にこだわることで、
そのおいしさを何倍にも何十倍にもすることができます。

しかしその道は、とても険しく奥が深く、
覚えたり学んだりには時間もかかります。

そんな中で、
最も手っ取り早くコーヒーの味わいを変えることができるのが、
コーヒーカップを好みのものに変えることです。

「正直な話、適当な湯呑で飲んでもブランド物の高級カップで飲んでも、
味に違いなんかないでしょ?」と思われるかもしれません。

しかし紙コップや缶で飲むよりも、
お気に入りのカップで飲んだ方が、
よりおいしいと感じるのではありませんか?

実はこれ、単なる気持ちの違いだけではなく、
器によって、口当たり、香りの立ち方、
温度などが変わってくるからなのです。

ここでは、
どんなカップで飲むのが1番おいしく飲めるのか?

どんなカップが自分や大切な人に最適なのかを
見つけるための情報を集めました。

さあ、
あなたのコーヒーライフを最高に盛り上げるための
カップを探す旅に出かけましょう。

 

 

1.カップの形や大きさなぜ違う?

コーヒーの飲み方は国によって様々、
その飲み方にも各国に国民性が出ています。

そんな中、
日本では世界中の飲み方の何種類かが普及しています。

それぞれの国の飲み方に習った、
カップを使うことが一般的です。

紅茶用のカップにくらべ、
全体的に厚めのものが多く、飲み口が狭いのが特徴。

背が高く、底と飲み口の大きさがあまり変わらないものや、
寸胴がたのものはコーヒーカップと覚えておけば、
ほぼ間違いありません。

反対に紅茶用のカップは、
薄型が多く飲み口が大きく広がっている特徴があります。

この違いは抽出するときの温度に関係していて、
紅茶は熱く(95度)、コーヒーはあまり熱くない温度(85度から90度)で淹れるため。

紅茶は熱いので飲み口が広いカップで冷ましながら飲めるように、
さらには紅茶の香りを飲む前に鼻から楽しむためとも言われています。

これに対しコーヒーは、
少しでも冷めにくいように飲み口が狭くなっていて、
コーヒーの香りは飲む前の段階より、
飲んだ時の口から鼻に抜ける段階でより楽しめるため、
という違いがあるようです。

 

 

 

2.形状は大きく分けて5種類

2-1.レギュラーカップ

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日本で最も普及しているカップです。

ドリップやサイフォンで抽出した
コーヒーを飲むためのカップで厚型と薄型があります。

一般的な喫茶店やコーヒーショップで出てくるのがこのタイプです。

量はカップに八分目ほど入れた状態で約120から150cc。

※最近ではカフェラテの人気でレギュラーより少し大き目のカフェラテカップも普及してきました。

※カフェラテ
(日本ではアメリカ式のものがほとんどで、エスプレッソコーヒーにスチームミルクを入れたものを指すことが多い)

※スチームミルク
(蒸気によってとても細かい気泡を加えながら温めたミルクのこと)

 

 

2-2.デミタスカップ

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出典元:http://item.rakuten.co.jp/tonya/584796/

エスプレッソを飲むための小さなカップ。

量は大体60~80cc程度。

通常のカップの半分ほどの量しか入りませんが、
その小ささゆえコレクションとして楽しむ人も多い。

日本ではエスプレッソもブラックで飲む人が多く、
エスプレッソは濃くて苦いという印象を持つ人も多いですが、
本家イタリアではブラックで飲まれることはほとんどなく、
砂糖(それも大量に!)を入れて飲みます。

バリスタでさえも、
「エスプレッソは砂糖を入れて初めて完成する」という人もいるほど。

※バリスタ…カウンターに立ち、
客からの注文を受けてエスプレッソなどのコーヒーを淹れる職業、
およびその職業についている人のこと。

(wikiより抜粋:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF_(%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC)

2-3.マグカップ

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マグカップは和製英語で本来は、
【マグ】が正しい。(コーヒーマグ、ビアマグなど)

マグはふた無しで片方たけ取っ手のついた筒形の大きなカップのこと。

昔は正式なディナーなどでも使われていたようですが、
だんだんと使われなくなり現在のように一般家庭用として普及したようです。

1970年代以降に、
今のようなデザインの素材や広告用に使われるようになり、
カラフルなデザインが登場し始めるとともに一気に人気が出ました。

量は180~220cc程度

 

2-4.カフェオレボウル

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出典元:http://oi-seito.sblo.jp/article/41729486.html

フランス発祥のカフェオレ(濃く淹れたコーヒーと熱い牛乳同量を、カップに同時に注いだもの、
日本では単にコーヒーを牛乳で割ったものだったりしますね)を飲むための器。

日本ではカフェオレボウルと呼ばれていますが、
フランスでは ただ単にBol、や、Petit dejeuner bol と呼ばれます。

Bolとはボウル(おわん)という意味で、
Petit dejeuner bolとは朝食用のおわん、という意味になります。

大体220~250cc程度入るものが多い

かつてこのおわんはスープ用として使われていましたが、
次第に朝食のときのカフェオレ用になってきました。

当初はこのおわんにカフェオレを入れて、
パンを浸してスプーンで食べていたそうです。

カフェオレボウルが大きいのはその時の名残なのだそう。
(それでも昔のものに比べたら現在のものは小さくなっています)

 

2-5.タンブラー

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出典元:http://www.starbucks.co.jp/

タンブラーは、
元来取っ手のない筒状の飲み物用容器(タンブラーグラスなど)全般のことですが、
日本においては蓋つきで保温機能を持った「サーモマグ」などを指すことが多い。

日本ではスターバックスで販売している、
持っていくと割引サービスなどのある持ち運びできる容器が特に有名。

この容器の人気で、
このタンブラーという名前が一気に一般化しました。

量はタイプにより異なる。
(例:スターバックス・ショートで240cc、グランデサイズで470cc)

※本来コーヒーカップは取っ手付きのものがほとんどでしたが、
タンブラーの普及に伴い、取っ手のないデザインのコーヒーカップも人気が出てきました。

【サードウェーブコーヒーの作り手が指名するカップ】
http://gqjapan.jp/culture/column/20150428/atelier-dion

 

3.コーヒーカップに最適の材質は何?

3-1.陶器

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出典元:http://seanansorge.com/

陶土と呼ばれる粘土を材料にして、低温で焼いた器。

吸水性多孔質で水が浸透しますが、
多くは釉薬がかけてあり、水を通さなくしてある。

特性上、厚型になるためコーヒーが冷めにくく、
見た目もぬくもりを感じさせるデザインのものが多い。

 

3-2.磁器

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出典元:http://item.rakuten.co.jp/e-narumi/9682-20893/

陶石を粉砕した石粉が主な材料、
水を通さず、白く透明感のある質感が特徴。

特性上、薄型になるため保温性に欠けるが、
高級感を感じさせるデザインのものが多い。

 

3-3.ガラス

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出典元:http://item.rakuten.co.jp/ks-gallery/873320624/

耐熱ガラスを使ってあり、ホット、アイス共に使える。

透明で中のコーヒーが外から見えて、
コントラストがきれい(ガラス製品ならでは)

 

3-4.ステンレス

キャンプ用品のカップに使われることも多い。

質感もよく、カッコいいが重いのが難点。

一般用としてはマグカップ状のもので、
魔法瓶と同じような真空部分を作ることで冷めにくくした製品(サーモマグカップ)もあり、
それらはタンブラー、ウォールマグとも呼ばれます。

様々なデザインの商品が開発され、
オフィスなどに携帯するものとしても人気があります。

 

3-5.チタン

軽く丈夫で味移りもしないことから、
アウトドア用の食器として使われることも多い。

ただその変質しない特性から、
ステンレスや鉄のような使い込んだ味わいが出ないと、
敬遠する人もいるようです。

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出典元:http://blog.livedoor.jp/johnsbrog/archives/7750765.html

3-6.アルミ

軽く加工もしやすく使い勝手も良いため、
アウトドア用の食器としてよく使われています。

使い込むと愛着を感じる素材ですが、
実際はコーティングされているものが多い。

最近ではアルミがアルツハイマーの原因になると言われているため、
使わない人も増えてきました。

 

3-7.ホーロー

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出典元:https://hinata.me/article/604213572576837710

鉄、アルミニウムなどの金属材料の表面にシリカ(二酸化ケイ素)を主成分と、
するガラス質の釉薬を高温で焼き付けたもので独特の質感からファンも多い。

耐久性もあるが長く使うと、
表面の釉薬が剥げてくることから、
健康を気にする人もいます。

 

 

3-8.銅

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出典元:http://www.einshop.jp/SHOP/9575-00001.html

アイスコーヒーを一番おいしく飲める器として、
タンブラータイプのものが人気があります。

アイスコーヒーは、
大正時代に日本人が発明したといわれており、
実は日本独自のもの。

ですので、この銅のタンブラーも
日本人開発の日本独自のものになります。

 

3-9.木製

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出典元:http://www.0141coffee.com/cup/kinoutuwa.html

材質はセンやブナ、ケヤキなどいろいろありますが、
そのままだと水分を吸収してしまうため食器用ウレタン塗装や、
漆を塗った漆器などがあります。

材質ならではの柔らかさと温かみが特徴です。

 

3-10.プラスチック

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出典元:http://item.rakuten.co.jp/e-bathroom/cup-1133-250822/

軽く割れにくい特徴があります。

安価な使い捨てのものなどは、
熱いコーヒーをいれたときに独特の臭気があるものもあります。

 

3-11.メラミン

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出典元:http://hokuo.shop-pro.jp/?pid=50083910

金属製と違い、縁が熱くなりにくい。

軽い、割れにくい、見た目が瀬戸物っぽい。

プラスチックとは違い、
そこそこ高級感もあるものの、
汚れが付きやすいという欠点もある。

 

 

 

4.人気のブランド

4-1.ナルミ

ボーンチャイナを主軸に高級洋食器を扱う食器メーカー。

繊細で高級感のあるデザインのものも多く、ギフトや引き出物としても人気。

ノリタケと並び、木梨憲武と安田成美の結婚式の引き出物として使われたのは有名です。

 

4-2.マイセン Meissen

マイセンのブルーオニオンと言えば洋食器の王様と呼んでも過言ではありません

最高級の硬質磁器に手描きの青絵(下絵付)をほどこしたもので270年以上の歴史があります。

 

4-3.ウエッジウッド Wedgwood

陶磁器の父と呼ばれた「ジョサイア・ウェッジウッド」が1759年に立ち上げた英国窯。

つややかな白さと透明感に堅牢性をも兼ね備えた素地「ファインボーンチャイナ」が人気。

 

4-4.イッタラ iittala

北欧を代表するテーブル&リビングウエアのブランド。

シンプルながら、北欧ならではのきれいな色使い、ひかえめな装飾が人気。

 

4-5.アラビア Arabia

1873年にフィンランドのヘルシンキ郊外にあるアラビアという地名に設立した、
ヨーロッパを代表する陶磁器メーカー。

現在はイッタラグループに所属しています。

特徴はなんといってもその高いデザイン水準と機能性。

質の高い陶磁器そのものはもちろん、
そのデコレートデザインやフォルムデザインにかけても、
多くの世界的なデザイナーを生み出してきました。

 

4-6.ティファニー Tiffany&Co

オードリーヘップバーンの映画「ティファニーで朝食を」で有名なブランド。

ジュエリーブランドとして有名ですが、
ティファニーのギフトラインは品質も高く、隠れた名品として人気が高いです。

4-7.ロイアルコペンハーゲン Royal Copenhagen

1775年、デンマークで生まれた磁器メーカー。

伝統を守り、熟練したペインターによって、
白い磁器の上にハンドペイントされる美しいブルーの柄、
ブルーフルーテッドは世界中で有名。

4-8.ファイヤーキング Fire-King

ファイヤーキングはアメリカ・オハイオ州のガラス製造メーカー、
アンカーホッキング社の耐熱ガラスブランド。

半透明でややぼってりとした質感が特徴。

中でもヒスイ色のミルクガラス製のジェダイはいまだに高い人気があります。

機能的なデザインと非常に丈夫な素材で作られており、家庭用、業務用として人気を博した。

のちに様々なデザインや企業広告をっプリントしたものが多数作られ、コレクションアイテムとしても人気です。

1986年に惜しくも生産を終了しましたが、
現在は日本のガラス職人の熟練した技術によりファイヤーキングジャパンとして復活しています。

※各ブランドの商品は【コーヒーカップ ”ブランド名”】で検索すると見ることができます。

 

 

 

5.コーヒーが飲みたくなる映画(カップ選びの参考に)

5-1.コーヒーをめぐる冒険

2年前に大学を辞めたことを父に秘密にしたまま、
“考える”日々を送っている青年ニコ。

恋人の家でコーヒーを飲みそこねた朝、車の免許が停止になった。

そこから始まる一癖ある面々との出会い、
ドタバタ、ニコのついてない1日が始まる…

http://www.cetera.co.jp/coffee/

 

5-2.珈琲時光

何も起こらない普通の日常が淡々と描かれる、
好きな人にはたまらない、
興味ない人には退屈極まりない不思議な映画。

 

5-3.ベルリン天使の詩

人間にあこがれる、人間になりたい天使のお話。

モノクロとカラーの映像の対比が印象的な映画で、
最後にコーヒーが飲みたくなる映画。

長いですが一気に観れます。名作です。

http://www.wim-wenders.net/movie/berlin.html

5-4.コーヒー&シガレッツ

タバコは好き嫌いが分かれるところですが、
登場人物、コーヒーウェア、テーブルなど、かっこよすぎです。

コーヒー好きならぜひ一度は見ておきたい作品です。

http://coffee-c.asmik-ace.co.jp/

 

 

 

 

6.終わりに

コーヒーに関するこだわり 小説編

『コーヒーに不純物を混ぜることは、コーヒーを冒涜する行為である』
「気分が良いときは、まず珈琲を飲む。しかも必ずブラック」の N大助教授・犀川創平の言葉。

【すべてがFになる】
(『冷たい密室と博士たち』本文より)
(森博嗣/講談社文庫刊)
『考え事をするときには決まってインスタントコーヒー』
味ではなく、単純にコーヒーを入れる時間が無駄だという主人公らしい理由による。
と言いつつも、実はインスタントコーヒーが大好きでその歴史をそらんじるほどでもあります。

【探偵ガリレオ】
(東野圭吾/文春文庫刊)

このように、結局のところ何を選ぶかは完全に好み次第。

口当たりやコーヒーの温度で味わいが変わるとかは、確かにあります。

ですが、それ以上に大切なのが、
コーヒーを飲むときの気分。

コーヒーに対するこだわりは人それぞれなのです。。

お気に入りのカップを見つけて、
あなたのコーヒータイムをより充実したものにしてみてくださいね。

 


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