東アフリカに位置するタンザニアは、良質のコーヒー生産国として有名です。そして、タンザニアコーヒーの生産の85%以上は小規模農家により支えられています。

タンザニアにおいてコーヒー栽培が本格化し始めた当初は、タンザニアのコーヒー生産地は北部のキリマンジャロ山の麓に広く広がっていました。

しかし、徐々に生産地は拡大し、タンザニアの南部地域にも優良なコーヒー農園が増えてきました。その中で有名な農園に「カンジラルジ農園」があります。この農園の生産する、「キボーカンジラルジ」は、コーヒー協会から最高級賞を受賞するほどの品質です。

そこで今回は、タンザニアコーヒーの「キボーカンジラルジ」についてご紹介しましょう。

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キボーカンジラルジとは

キボーカンジラルジは、タンザニアの南部「ンボジ地区」にある「カンジラルジ農園」で生産されているコーヒーです。また、名前の「キボー」とは、タンザニアの優良農園にだけ付けられる名称であり、この農園で生産される「キボーカンジラルジ」は、タンザニアコーヒー協会が主催するコンクールで最高級賞を受賞しました。

この農園がある地域は標高1600mの高地にあり、肥沃な赤土の火山灰土壌の為、品質の高いコーヒー豆が収穫されています。

赤く熟したコーヒーチェリーのみを丁寧に一粒ずつ手摘みで収穫し、精製工場へ運び、水洗式で精製していきます。品種はN39です。

キボーカンジラルジは、きりっとした酸味と甘みが特徴で、ワインのような豊かなコクも味わえます。また、果実のような爽やかな香りと紅茶や草木のような芳醇な香りが感じられます。

キボーカンジラルジは、フルシティーローストがおすすめです。また、挽き方は中挽きがおすすめです。

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