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マウイ・モカとは

ハワイ産コーヒーのマウイ・モカは、マウイ島北部のリゾート地として有名なカアナパリ地区にある「カナアパリ農園」で生産されているコーヒーです。

このコーヒー農園が広がっている地域は、かつてはサトウキビプランテーションが盛んに行われていた場所です。2003年に現在の農園主である「ジェームス ファルコナー氏」がコーヒー事業を立ち上げてコーヒー栽培をスタートさせました。

カナアパリ農園は西マウイ山脈の裾野の標高150~300mのなだらかな斜面に広がっています。その為9~11月の収穫時期になると機械を使ってコーヒーチェリーの収穫をしていきます。収穫されたコーヒーチェリーはナチュラル製法で丁寧に精製されていきます。

この農園で栽培されている品種は、イエメンが起源である「モカマタリ」がコスタリカを経由して、ハワイ州マウイ島まで渡ってきた希少なモカ種です。そのため「マウイ・モカ」と呼ばれています。

マウイ・モカは一般的なコーヒー豆に比べて小粒なのが特徴です。また生産量が少ない為、希少価値がとても高いコーヒーです。

マウイ・モカはしっかりとしたコクと苦み、赤ワインやチェリーのような甘みが特徴です。複雑な香りはまさしく「モカフレーバー」です。

マウイ・モカはハワイ産独特のマイルドさを大切にするために、ミディアムローストがおすすめです。コーヒー豆が小粒なため火の通りがとても早いです。深煎りする際には十分注意が必要です。

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