コーヒー生産量が世界第一位に君臨するブラジルでは、70%をアラビカ種が占めています。

そのアラビカ種の中でも、近年、人気と注目が集まっているのが「ムンドノーボ」です。ムンドノーボは、「新世界」という意味もあり、ブラジルのコーヒー界に新しく吹く風のようなコーヒーです。

今回は、このブラジル産コーヒーのムンドノーボについてご紹介していきましょう。

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ムンドノーボとは?

ムンドノーボの特徴・生産地

ムンドノーボの主な生産地は、ブラジルの南東部に位置するミナス・ジェライス州のセラード地域です。この地域は、標高約800~1,200m程度の高地です。また、平均気温24℃前後の温暖な気候で、昼夜の温度差が激しく、広大に広がる高原の為、コーヒーノキに日光が均一に当たり、成長にばらつきがないことから、高品質で均一なコーヒー豆の栽培が安定的にできます。

このミナス・ジェライス州は日本の約1.5倍の面積があり、ムンドノーボだけでなくブラジルのコーヒー豆の約50%の生産が行われています。

ムンドノーボはブルボン種とスマトラ種の自然交配により生まれた新種で、アラビカ種の一種です。現在では、ブラジルを代表するコーヒー豆の品種の1つとなっています。病害虫に強く、生産効率が高いのが特徴的です。

ムンドノーボは丁寧にコーヒーノキを栽培し、赤く完熟したコーヒーの実のみを手摘みで収穫して、天日干しでじっくりと時間をかけて乾かすナチュラル製法で精製されます。

ムンドノーボの味・香り

ムンドノーボは酸味が少なくクセがありません。また、カカオやナッツのような香ばしい香りとほろ苦さがあり、コクも感じられ、ふくよかな甘みが心地よいのが特徴です。

全体的にバランスが取れていて、爽やかで飲みやすいのも特徴と言えます。

ムンドノーボのおすすめの淹れ方

ムンドノーボのおすすめの焙煎度合いは、ミディアムローストです。ミディアムローストにすることで、コクと風味を引き出すことができます。また、挽き方は、中細挽きがおすすめです。

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ムンドノーボ(コスタリカブラジル産コーヒー)情報まとめ

今回は、ブラジル産コーヒーのムンドノーボについてご紹介してきました。

ブラジル産ムンドノーボは、まさに「新世界のコーヒー」とも言えます。

是非、コーヒー大国ブラジルの新しい風、「ムンドノーボ」を味わってみてくださいね。

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