コーヒー用キャニスターは機能よりデザイン?!本当に使える当サイトおススメキャニスターの紹介です

焙煎したコーヒー豆は、
とても変質・変化しやすいものです。

そのため本当ならば、毎回必要な量だけを購入して、
その都度飲み切ってしまうことが理想です。

とはいうものの実際には、ある程度の量を購入し、
何度かに分けて飲むのが普通ですよね。

だからこそ、いつでもおいしいコーヒーを飲みたいと思ったら、
コーヒー豆の鮮度を保つことは必須になってきます。

コーヒー豆の鮮度を守ってしっかり保存できる
当サイトおススメのキャニスターを紹介します。

 

  • 目次
    1.コーヒー豆の鮮度を落とす4つの要因
     1-1.水分(湿度)
     1-2.酸素(空気)
     1-3.温度
     1-4.光(紫外線)
    2.上手なキャニスターの選び方
    3.おススメのキャニスター
     3-1.EVAK イヴァーク エアタイト フードストレージ
     3-2.Oxo コーヒー&ティーポップコンテナ レクタングル
     3-3.&カリタ キャニスター 角型
     3-4.開花堂 真鍮ミル缶
     3-5.ホーロー製コーヒーキャニスター
     3-6.ハリオ密閉式キャニスター
     3-7.【吉祥寺 CINQ(サンク)】オリジナルコーヒー缶
     3-8.桐CUBE コーヒーキャニスター
     3-9.セラーメイト 密封びん
     3-10.NALGENE ナルゲン コーヒービーンズキャニスター
     3-11.番外編 チャック付きアルミバッグ(ガス抜きバルブ付き)
    4.最後に

 

 

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1.コーヒー豆の鮮度を落とす4つの要因

コーヒー豆の鮮度を落とす主な要因は、
『水分(湿度)』『酸素(空気)』『温度』『光(紫外線)』です。

焙煎したコーヒー豆は見た目からは、
新鮮なのか悪くなっているのかが見分けがつきにくいです。

これはコーヒーのプロでも簡単にはわからないものなので、
私たちがわからないのは仕方がないこと。

ですので、購入してから何日経っているかを目安にし、
上記の4つの要因を管理しながら保存していくことが大切です。

 

 

1-1.水分(湿度)

コーヒー豆は焙煎した状態だと、
内部にたくさんの小さな穴ができます(多孔質)

1
出典 http://www.agf.co.jp/enjoy/cyclopedia/

このたくさん穴があるため、
空気中の湿気やにおいを吸着しやすくなってしまいます。

コーヒーを淹れた後の粉を脱臭剤代わりに
生ごみの袋に入れたり冷蔵庫に入れたりするのは有名です。

ですので、湿度の低いできるだけ乾燥した状態を
保つことが重要になってきます。

 

1-2.酸素(空気)

焙煎した豆は空気に触れることで酸化していきます。

ですので、できるだけ空気に
触れさせないようにすることが望ましいのです。

空気に触れさせない方がいいと聞くと、
真空パックを思い浮かべる人も多いと思うのですが、
実はコーヒー豆は真空パックができません。

というのも、焙煎直後は炭酸ガスを発生するため、
真空パックしたとしてもすぐに膨らんできてしまい、
真空ではなくなってしまいます。

ガス抜きバルブのついたアルミ袋が、
コーヒー袋に多用されるのも
この炭酸ガスを排出させるためです。

それでは最近よく見かける、ポンプで内部の空気を抜いて、
真空にするタイプの真空パックタッパーはどうなの?
と思う人もいるかも知れませんね。

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出典 https://www.amazon.co.jp

しかしこのタイプだと、
今度はコーヒー豆の外側が真空になることにより、
豆自体の成分が内部からにじみ出ることで、
品質が落ちてしまうことが考えられるため、
コーヒー豆の保存方法としてはおすすめできません。

このような理由から、空気に触れることを
少しでも減らすためには押し込み中フタ式(内容量に合わせて、
中まで押し込むことのできるタイプの中フタ。

茶筒によく使われる)の容器で隙間を減らす、
またはコーヒー用の脱酸素剤を一緒に入れることをオススメします。3
出典 https://www.amazon.co.jp

※脱酸素剤は酸素や炭酸ガスとともにガス内に含まれる
コーヒー本来のアロマ(香り)成分も吸着してしまいますので、
長期保存だとコーヒーの風味を損ねる可能性もあるため、
あまり長期の保存には使用ない方がよいです。

 

1-3.温度

コーヒー豆は高温を嫌います。

ですので、気温の下がる冬場は常温保存でもよいのですが、
気温の高い夏場や冬場でも暖房が効いた部屋で保存する場合は、
できるだけ気温の低い場所を選んでください。

冷蔵庫や冷凍庫での保存もオススメです。

正し冷蔵庫や冷凍庫での保存において、
これだけは外せない絶対に守るべき条件が一つだけあります。

それは、必ず密閉容器を使用すること。

コーヒー豆のことを調べると、
冷蔵庫や冷凍庫での保存実験の資料は結構出てきますが、
このときに使用する冷蔵庫や冷凍庫の条件が、
一般家庭と違っていることが多いです。

それは何かというと、庫内の食品の有無。

実験に使われる冷蔵庫や冷凍庫は、
コーヒーしか入っていない場合が多いです。

ですので、実際に自宅の冷蔵庫で試してみました。

その結果、密閉できる容器以外だと、
どうしてもほかの食品の臭いが、
移ってしまうことがわかりました。(冷蔵庫は特に)

もし、お使いのキャニスターが密閉できない容器だったとしても、
容器ごとチャック付き保存袋に入れておけば、
臭い移りを緩和できますので試してみてくださいね。

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出典 http://quboqubo.blogspot.jp/2009/03/nalgene.html

※冷蔵庫や冷凍庫で保存する場合、
コーヒーは毎回使用する分だけを取り出して使用しましょう

※このとき常温に戻す必要は無く、豆は冷たいまま挽いてください。
また粉の場合もそのまま使用しましょう。

※豆の温度が低いと抽出不足になることがあるため、
湯温を高くするなどして対応するようにしましょう。

 

1-4.光(紫外線)

コーヒー豆は光にも弱いです。

保存するときには光を防ぐ
遮光性の高いものがオススメです。

金属や木製、陶器やホーローなどの不透明のものか、
ガラスやプラスティックなどの容器であれば、
遮光製の高いものを選びましょう。

また、透明のものを使う時は保存場所を暗い場所にして、
直接太陽光や電灯の光などを当てないようにすれば大丈夫です。

それでは、
コーヒー豆保存に関する基礎知識はここまで。

ここからは、いよいよ
キャニスター選び実践編になります。

※保存に関するもっと詳しい情報が知りたい人は、
下記の記事も参考にしてみてくださいね。

 

 

 

 

2.上手なキャニスターの選び方

ここまでの4つの条件を考えながら
キャニスターを選んでいきます。

キャニスターを選ぶときに
一番重要なのはデザインです。

「あれ?え!何? じゃ、今までの前振りは全然意味なかったの?」

いえ、冒頭の保存に関する知識はとても重要ですので、
完全に覚える必要はありませんが、
頭の片隅にはおいておいてください。

というのも、コーヒー豆は、
長く保存することを考えるのではなく、
いかに早く美味しいうちに飲み切るかが大切なのです。

そういう考えで保存するのであれば、
最低限『温度を下げる、光に当てない』を守れば、
2週間から長ければ1ヶ月はさほど味が落ちることはありません。

ですので、キャニスターは、
好みのものを自由に選んでも大丈夫なのです。
(コーヒー専用のものが好ましくはあります)

そして、なぜデザイン重視で選ぶのが良いかというと、
それにもちゃんとした理由があります。

コーヒーを一番おいしく飲むために一番大切なのは、
コーヒーを淹れること、コーヒーを飲む時間を
心から楽しむことだと考えるからです。

そのためには道具を気に入るということはとても重要です。

それはデザイン面しかり、機能面しかり。

お部屋やインテリやとの相性などもあるでしょう。

ですので、ここから紹介するキャニスターやそれ以外からでも、
ご自身の感性に一番マッチしたものを選んでみてください。

きっとこれからのコーヒータイムが、
より楽しいものになっていきますよ。

 

 

 

 

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3.当サイトおススメのキャニスター

3-1.EVAK イヴァーク エアタイト フードストレージ

フタを押し下げるだけで中の空気を抜くことができるうえ、
フタの位置を自由に決められるので、
内容量の増減に合わせた調節がとても簡単にできます。

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出典 http://item.rakuten.co.jp/

 

 

3-2.Oxo コーヒー&ティーポップコンテナ レクタングル

ワンタッチで密閉できるうえに、
コーヒー豆が苦手な『光』も遮断。

UVブロッカーとカラーリングで、
光線遮断効果のある容器が有害な光から中身を保護します。

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出典 http://www.oxojapan.com/

 

 

3-3.&カリタ キャニスター 角型

ホーロー製、木製フタ付き、
コーヒー豆250g入ります。

シンプルなデザインと白×紺の色合いがとてもきれいです。

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出典 https://www.kalita.co.jp

 

3-4.開花堂 真鍮ミル缶

使い込むうちに変化していく真鍮の質感がたまりません。

熟練の職人による手作りの逸品。

お値段はそれなりにしますが、
一生ものとして付き合うならこれはオススメです。

内容量200g、中フタ、スプーン付

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http://www.kaikado.jp/japanese/goods/pasta_coffee.html

 

3-5.ホーロー製コーヒーキャニスター

深い緑色のホーローが独特の存在感を醸し出す密閉式で、
機能性は十分のキャニスターです。

キッチンに飾っておいて、
インテリアとしても抜群のデザインです。

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出典 http://taliesin-coffee.com/products/detail.php?product_id=25

3-6.ハリオ密閉式キャニスター

耐熱ガラス製、コーヒー粉200gと300g入りの2タイプ

シンプルで飽きの来ないデザイン。

サイズ感もよく、フタの開け閉めが容易なので使い勝手が非常に良い。

反面、若干密閉性に欠けるため冷蔵庫に入れておくと、
少し匂いが漏れることもあるので、
あまり長期の保存向きではないかもしれません。

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出典 http://www.hario.com/

 

3-7.【吉祥寺 CINQ(サンク)】オリジナルコーヒー缶

手元に届いたときにはツルツルピカピカのブリキ製コーヒー缶です。

それが使い込むうちに写真のような表情になり、
こういうのがお好きな方にイチオシのキャニスターです。

フタに書かれた手書きの「coffee」の文字が可愛く、
中フタ付きで湿気からコーヒーを守ってくれます。

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出典 http://cafict.com/tools/cinq-coffee-can/

 

3-8.桐CUBE コーヒーキャニスター

桐製品は密閉性が高く、
コーヒーの保存に向いています。

さらには桐には緑茶に含まれているものと同じタンニンが含まれています。

このタンニンが内部から染み出すことにより、
桐製品は表面が次第に茶色くなっていきます。

長年使われた桐ダンスが、
何とも言えずよい色になり味が出るのはこのため。

このタンニンは弱アルカリ性でコーヒーを酸化から守ってくれます。

200gのコーヒーが入ります。

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出典 http://www.sekinekiriya.com/

 

 

3-9.セラーメイト 密封びん

シンプルでいてしっかり密閉でき、匂いが漏れません。

お値段も安く、冷蔵庫保存などに使い勝手が良いのでおススメです。

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出典 http://blog.livedoor.jp/remsy/archives/52085296.html

 

 

3-10.NALGENE ナルゲン コーヒービーンズキャニスター

デザインもかわいらしくいい感じなのですが、
フタにパッキンもなく少し不安な印象を受けます。

ですがもともと、研究用の容器として使われていた実績があり、
ナルゲンボトルは独自の密着リング成形になっているので高い密閉性があります。

150gの豆を保存することができ、家で保存するのにもいいですが、
キャンプなどに持って行く用として最適です。

アウトドアでもおいしいコーヒーを淹れたい、飲みたいあなたは必携ですね。

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http://cafict.com/tools/nalgene-coffee_beans_canistar

3-11.番外編 チャック付きアルミバッグ(ガス抜きバルブ付き)

キャニスターではないのですが、
保存の時に場所をできるだけ取りたくない人向きの袋です。

光の当たらない涼しい場所で保管すれば、
10日~2週間程度はあまり風味を損なうことなくコーヒー豆を保存できます。

そのままジップロックのようなチャック付きビニール袋に入れてしまえば、
狭い冷凍庫内でも場所をとりません。

1枚100円程度から手に入るうえに、
結構高機能なので、かなりおススメです。

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出典 http://store.shopping.yahoo.co.jp/coffeeyasan/0000000014911.html?sc_e=slga_pla

 

 

 

 

4.最後に

一言に保存容器といってもいろいろなデザイン、
材質、色、大きさのものがあります。

コーヒー豆の保存に関してはたくさんの人がいろいろなことを言っていますが、
それはひとえにコーヒーに対する愛情の表れなのです。

あなたも愛する人に対していい加減な扱いはしないでしょうし、
愛情を持って接してくれた相手に対しては一生懸命、
愛情を返そうとするはずです。

ちゃんとした知識を持って、愛情をこめて保管してあげれば、
コーヒーだって美味しくいてくれます。

この記事を読んでくださったあなたのコーヒーライフが、
より豊かになるとうれしいです。

最後までお読みくださり、
ありがとうございました。

 

 

 

 


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