インドネシアはコーヒー豆の生産量が世界第4位のコーヒー大国です。この島国、インドネシアの中でも、最大の人口を有するジャワ島で生産されているのがジャワコーヒーです。

このジャワコーヒーは、今や世界から人気を集めている魅惑のコーヒーです。

そこで今回は、ジャワコーヒーとはどのようなコーヒーなのか?特徴や美味しい飲み方までご紹介していきます。

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ジャワコーヒーとは?

ジャワコーヒーとはどのようなコーヒーなのでしょうか?早速ご紹介していきましょう。

ジャワコーヒーの特徴・生産地

ジャワコーヒーの生産地は、その名の通り、インドネシアのジャワ島です。

オランダ領東インド時代の17世紀末に、オランダからインド産のアラビカ種のコーヒー苗が持ち込まれたことからジャワコーヒーの歴史が始まります。その後本格的な栽培は、1830年頃にジャワ島の大規模コーヒー農園で始まりました。つまり、インドネシアのコーヒーの歴史はジャワ島から始まったのです。

その後、1930年代の経済恐慌により一度は大きな打撃を受けましたが、1949年のインドネシア独立後は、コーヒー栽培が再び盛んとなりました。

当初はアラビカ種を主に生産していましたが、19世紀に起こった「サビ病」の影響で、壊滅的な被害を受けたため、その後はジャワ島でも、「サビ病」に強いロブスタ種に転換し、生産量を増やしてきました。

ジャワコーヒーは、ほとんどがカネフォラ種のロブスタです。ロブスタ種は一般的に、乾燥式で生産されていますが、ジャワコーヒーは水洗式で生産されています。その為、すっきりとした苦みとジャワコーヒー特有の香ばしさが生まれます。

また、ジャワコーヒーは、カフェインの含有量も多いので、ブレンドコーヒーのアクセントとして使われることも多いです。

ジャワコーヒーの味・香り

ジャワコーヒーは見た目が濃いのが特徴的です。

酸味が少ないので口当たりは甘くて優しいですが、独特の強い苦みと渋味があり、コクが深いのも特徴です。香りは、焦げた麦のような独特の深い香りがします。

ジャワコーヒーのおすすめの淹れ方

ジャワコーヒーの特徴である、独特の強い苦味と渋味、更にコクを大切に味わうために、深煎りがおすすめです。

豆の挽き方は、独特の強い苦味と香ばしい香りを楽しむために極細挽きがおすすめです。甘みとさっぱりとした酸味が楽しめます。

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ジャワコーヒー(インドネシアコーヒー)情報まとめ

今回は、ジャワコーヒーについてお話しました。

世界第4位のコーヒー大国インドネシアのコーヒーの歴史は、このジャワ島から始まりました。そして、インドネシアのコーヒー史上、最も歴史の古いジャワコーヒーは、今や世界中から人気を集めるコーヒーです。

そんな、ジャワコーヒーを是非飲んでみてください。

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