
ドトールコーヒーといえば、安くて高品質なコーヒーを提供している、
日本では馴染みのあるコーヒーショップですよね。
ドトールコーヒーは、今から30年以上前の1980年に、
東京都の原宿に1号店をオープンさせて以来、
安くて高品質なコーヒーを提供し続け、高い顧客満足度を誇っています。
2016年6月に、「サービス産業生産性協議会」が発表した
「2016年度JCSI(日本版顧客満足度指数)」におけるカフェ部門の顧客満足度は、
「ドトール」が「2年連続1位」となっているのです。
そんなドトールのドリップコーヒーは、
店頭でもちろん高い評価を受けているようですが、
実は家庭用やギフトとしても人気があるようです。
カフェに足を運んで飲むコーヒーもいいでしょうが、
自分の家でお気に入りのドリップコーヒーを楽しむのも、
1つの楽しみ方といえるのではないでしょうか?
そして、評価の高いコーヒーを、
お世話になっている方へのギフトとして贈れば、
喜んでいただけるかもしれませんよね。
そこで、人気と言われるドトールコーヒーの秘密や、
コーヒーへのこだわりをご紹介するとともに、
ドトールのドリップコーヒーの選び方や、家庭での楽しみ方、
ギフトの選び方なども合わせてご紹介します。
ぜひあなたのお気に入りの一杯を見つけてくださいね。
- 目次
1.なぜドトールのドリップコーヒーが人気なのか?
1-1.ドトールの創業以来のこだわりがスゴイ!
1-2.手軽で利用しやすい雰囲気とユーザー目線のこだわりがスゴイ!
1-3.ドリップコーヒーの品質が良い!
2.ドトールのドリップコーヒーそれぞれの特徴とは?
2-1.マイルドブレンド
2-2.ロイヤルクリスタルブレンド
2-3.ゴールデンモカブレンド
2-4.クリスタルマウンテンブレンド
2-5.マウカメドウズブレンド
2-6.ドトールコーヒー ドリップコーヒー オリジナルブレンド
2-7.ドトールコーヒー ドリップコーヒー クラシックブレンド
2-8.ドトール ドリップパックシリーズ
3.家庭でより美味しくドリップコーヒーを淹れるコツは?
3-1.水にこだわってみよう
3-2.美味しい淹れ方のコツとは?
4.ギフトにも最適!ドトールのドリップコーヒーを贈ろう!
5.まとめ
1.なぜドトールのドリップコーヒーが人気なのか?
ドトールのドリップコーヒーが人気な理由は様々あります。
安い、品質が良い、お店の雰囲気が良い、
このあたりが理由であると言われていますが、
他のカフェよりも選ばれる「理由」きちんとあるようです。
ここではドトールコーヒーが人気な理由について、
いろんな角度からご紹介していきます。
1-1.ドトールの創業以来のこだわりがスゴイ!
ドトールは創業以来、コーヒーに強いこだわりを持っていると言われています。
1980年に1号店をオープンした際に、
「革命的」と周囲を驚かせたのは「コーヒーの安さ」でした。
「1杯150円」という価格は、
当時の周辺のコーヒーショップの価格のおよそ半額だったそうです。
その背景には、
「美味しいコーヒーを、消費者の負担にならない価格で提供したい」という、
創業者の強い理念があったと言われています。
その思いは30年以上経った今も変わらず、コーヒーのクオリティにこだわり続け、
「どうすれば美味しいコーヒーを安く提供できるのか」という考えを大切にしているようです。
ドトールのコーヒー豆は、
ブラジル、エチオピア、コロンビアを含む、世界20カ国以上から輸入しています。
その買い付けも、自分たちの目や舌で確かめるために、
現地に足を運び、直接品質を確かめているそうです。
「ドトールに適した豆しか使わない」という理念を持ち、
コーヒーが作られる土壌や農家にもこだわり続けているからこそ、
高い顧客満足度を維持できているのかもしれませんね。
豆選び、輸送、豆の鮮度、焙煎方法、
多くの細かい要素までこだわりを持っているのですが、
コーヒー一杯にかける情熱はこれだけではありません。
実は、ドトールが選ばれる理由は他にもあるようです。
1-2.手軽で利用しやすい雰囲気とユーザー目線のこだわりがスゴイ!
ドトールコーヒーは店舗の雰囲気が「利用しやすい」と言われています。
外資系のコーヒーチェーンのような、
洗練された雰囲気を好む方も多いようですが、
逆にその雰囲気が苦手という方も少なくないようです。
その反面、ドトールコーヒーは、
サラリーマンから、近所の高齢者や主婦、女性の団体など、
どんな方でも利用しやすい雰囲気が特徴であると言われています。
洗練された雰囲気のコーヒーショップには馴染めない方でも、
「ドトールコーヒーは利用しやすい」というのは、
1つの大きな特徴と言えるでしょう。
そして、いくら利用しやすいとは言っても、
「安かろう、悪かろう」という感じでもないようです。
ドトールはお店の作りの他、
店頭で出されるコーヒーのカップやソーサー、
持ち帰りのコーヒーカップに至るまで、
強いこだわりを持っていると言われています。
例えば、店頭で出されるコーヒーカップとソーサーには、
・カップを持つ人が最も指を当てやすいように取っ手に工夫をしている
・カップの縁は飲み口が滑らかになるように、液垂れを起こさないように吟味されている
・カップを持ち上げた時に、スプーンがソーサーに滑らないように工夫されている
・熱いカップに指が触れないように作られている
このようにカップの「形状」や「厚さ」、「取っ手の位置」など、
ユーザー目線で非常に細かいところまでこだわり、それを実現しています。
他にも、ドトールの持ち帰りのコーヒーカップは、
もともとファストフードでよく使われているカップを採用していたそうですが、
社内の意見で「持った感じが気持ち悪い」とのことから、
今では紙の表面が凸凹に加工された「エンボスタイプ」と呼ばれるもの変更されたそうです。
凸凹に加工されているため、コーヒーの熱が手に伝わりにくいので、
これもコーヒーを飲むユーザーのことを考えたこだわりと言えますね。
この持ち帰り用のカップは、大手のコンビニでも採用されているので、
馴染みがあるという方も多いのではないでしょうか?
「コーヒーをおいしく飲んでもらいたい」というドトールのこだわりは、
細部まで行き渡って実現されているというわけですね。
そして、なによりドトールが人気である理由は、
ドリップコーヒーの品質の良さであると言われているのです。
次の項目で詳しくご紹介していきます。
1-3.ドリップコーヒーの品質が良い!
ドトールが人気な理由の1つは、
なんといってもコーヒーの品質の良さが挙げられるようです。
コーヒーへのこだわりは先程の項目でもご紹介しましたが、
いくらこだわったところで、実現できていなければ、
ユーザーからの評価は上がらないと考えられますよね。
ですが、良い評価が得られているということは、
理念そのままに、安くて美味しいコーヒーを提供できているということでしょう。
そのこだわりの1つとして、
コーヒーの味を大きく左右するプロセスである「焙煎」があります。
一般的に大量のコーヒー豆を焙煎する起業では、
熱風を当てて焙煎する「熱風焙煎」が主流だと言われています。
しかし、ドトールが目指すコーヒーは、
「香り高く、甘みのあるコーヒー」だったため、
それを実現するためには、熱風焙煎以外の方法があるのではないかと考えた末に、
喫茶店のマスターが行う「直火焙煎」を採用したと言われています。
直火焙煎は手間がかかるため、
大量生産には向いていないと言われていたのですが、
ドトールはあきらめずに、自分たちで直火焙煎を可能にする釜を作り、
試行錯誤の後、直火焙煎での大量生産に成功したのです。
熱風焙煎の3倍は時間がかかると言われる直火焙煎での大量生産を成功させ、
「香り高く、甘みのあるコーヒー」の提供は、
業界内の非常識と言われるほどの事のようで、
コーヒーに詳しい人ほど驚かれると言われているようです。
ドトールの焙煎に関してのこだわりは他にもあり、「焙煎後の豆の鮮度」と言われています。
一般的にコーヒー豆を焙煎した後、
時間が経つごとに「酸化」していってしまいます。
コーヒー豆には、およそ15%の油分があり、
空気に触れると酸化現象が起こると言われています。
酸化したコーヒー豆は、味が落ち、
「飲んだ後、胃が痛くなる」という現象を起こすとも言われています。
つまり、酸化しない鮮度でコーヒーを提供することで、
「美味しい」
「飲んだ後、胃が痛くならない」
このような評価につながっていくということですね。
ドトールの工場で焙煎を担当する方は、
1日何リットルもコーヒーを飲むそうですが、
「胃をおかしくする」などの変調はないそうです。
それだけ「酸化していない、鮮度の良い豆」の使用にこだわっているということですね。
ドトールのこだわりをまとめますと、
・コーヒーの安さと美味しさの両立
・コーヒー豆の土壌、産地、農家へのこだわり
・美味しさを出すための焙煎方法
・不快感を与えない焙煎後の豆の鮮度
・ユーザー目線での「利用しやすさ」へのこだわり
これらが顧客満足度で高い評価へとつながっているのかもしれませんね。
2.ドトールのドリップコーヒーそれぞれの特徴とは?
ドトールのドリップコーヒーは多くの種類があります。
ドトールで販売されているものや、
Amazonなどインターネットで買えるものなど様々です。
この項目では、
ドトールのドリップコーヒーそれぞれの特徴についてご紹介していきます。
2-1.マイルドブレンド
引用元 ドトールコーヒー https://www.doutor.co.jp/dcs/products/list/drip.html
ドトールの店頭で飲める「ブレンドコーヒー」に使用されているようです。
つまり、どなたにでもオススメできる、
ごくスタンダードなコーヒーと言えるのではないでしょうか。
香り、酸味、コク、甘さや苦さのバランスに優れた一杯を楽しめそうですね。
2-2.ロイヤルクリスタルブレンド
引用元 ドトールコーヒー https://www.doutor.co.jp/dcs/products/list/drip.html
酸味が特徴のスッキリしたブレンドで、
カラメルのような香ばしさがあると言われています。
酸味のあるコーヒーは苦手、という方が多いそうですが、
コーヒーが持つ本来の酸味は「さわやか」なものと言われているので、
口の中を爽快にしたいときにオススメできるのではないでしょうか。
2-3.ゴールデンモカブレンド
引用元 ドトールコーヒー https://www.doutor.co.jp/dcs/products/list/drip.html
「モカ」と言えば強い酸味が特徴と言われています。
ロイヤルクリスタルブレンドの項でもお伝えしましたが、
モカにしても「ただ酸っぱい」のではなく、「上質な酸味」があると言われているので、
「酸っぱいコーヒーは苦手!」という方にこそオススメできる一杯なのかもしれませんね。
2-4.クリスタルマウンテンブレンド
引用元 ドトールコーヒー https://www.doutor.co.jp/dcs/products/list/drip.html
柔らかい飲み口と酸味が特徴と言われていて、
ごくわずかなコーヒーの持つナッツのような香ばしさがあるようです。
全体的にバランスの取れたブレンドと言われていますが、
香りのあるコーヒーが好みの方にオススメかもしれません。
2-5.マウカメドウズブレンド
引用元 ドトールコーヒー https://www.doutor.co.jp/dcs/products/list/drip.html
「マウカメドウズ」とは、ハワイにあるドトールのコーヒー農園の名前です。
豊かな香り、コクと苦み、スッキリした口あたりが絶妙なブレンドです。引用元 ドトールコーヒー https://www.doutor.co.jp/dcs/products/list/drip.html
ちなみに「コナコーヒー」とは、
アメリカ合衆国のハワイ州のハワイ島西岸のコナコーストで、
主に栽培されているコーヒーの総称だそうです。
ジャマイカの「ブルーマウンテン」と並んで、世界最高のコーヒーとも言われていて、
世界のコーヒー生産量の1%以下の量しか採れない、貴重な豆であるとのことです。
一度飲んだらファンになると言われるほど、
スッキリした爽やかな味わいが特徴と言われています。
2-6.ドトールコーヒー ドリップコーヒー オリジナルブレンド
苦すぎず、酸っぱすぎず、甘すぎず、
とてもバランスの良い絶妙なブレンドだと言われています。
クセがなく、どんな方にも適したコーヒーと評価されています。
2-7.ドトールコーヒー ドリップコーヒー クラシックブレンド
オリジナルブレンドと比べると、
コクと苦味が特徴のブレンドと言われています。
とは言うものの、そこまで際立った苦味があるわけでもないとのことなので、
「苦いコーヒーはちょっと、、、」という方にもオススメできると評価されています。
2-8.ドトール ドリップパックシリーズ
引用元 ドトールコーヒー https://www.doutor.co.jp/business/wholesale/drip/
このシリーズは全部で4種類あり、
・香り豊かなまろやかブレンド
・コクと深みの香ばしブレンド
・甘い香りの安らぎブレンド
・やさしい香りのカフェインレス
そしてこれらの種類を詰め合わせた
・香り楽しむバラエティパック
合わせて5つのパッケージで販売されています。
スタンダードを選ぶなら「香り豊かなまろやかブレンド」
香ばしさとコクの深さで選ぶなら「コクと深みの香ばしブレンド」
モカの酸味が好みなら「甘い香りの安らぎブレンド」
コーヒーは好きだけどカフェインが気になる方は「やさしい香りのカフェインレス」
全ての種類を楽しみたいのであれば「香り楽しむバラエティパック」
自分の好みや気分に合わせてチョイスしてもいいですね。
では、次にドリップコーヒーを家庭で楽しむのであれば、
知っておきたい「コツ」についてご紹介していきます。
3.家庭でより美味しくドリップコーヒーを淹れるコツは?
ドリップコーヒーは、カップにセットしてお湯を注ぐだけで、
本格的な味と香りを楽しむことができる手軽さが人気の理由と言われています。
しかし、ほんの少し手を加えてやれば、
いつもより美味しくコーヒーを楽しむことも可能です。
ここでは、家庭でより美味しくドリップコーヒーを淹れるコツについてご紹介していきます。
3-1.水にこだわってみよう
コーヒーの99%は水分ですよね?
ということは、使用する水のクオリティによっては、
美味しいコーヒー豆でも美味しくなくなる可能性があるというわけですね。
そうはいっても、
「美味しい水」が「美味しいコーヒー」になるというわけで無いようです。
では、どんな水を選べば美味しいコーヒーを淹れることができるのでしょうか?
水には「軟水」と「硬水」がありますよね。
日本で一般的に飲まれているのは「軟水」で、
カルシウムとマグネシウムが豊富でダイエットに効果的と言われるのが「硬水」です。
「硬水」は、よくドラッグストア等で見かけることもあるのではないでしょうか?
この「軟水」と「硬水」の違いによって、
コーヒーの味が変わると言われているのです。
日本人に馴染みのある「軟水」でコーヒーを淹れると、
マイルドな仕上がりになると言われていますし、
「硬水」でコーヒーを淹れると苦味が際立つと言われています。
苦味が好みの方であれば「硬水」を選ぶのもいいでしょうし、
マイルドな仕上がりが好みであるなら「軟水」を選べばいいのではないでしょうか。
ヨーロッパで苦味が強い「エスプレッソ」が主流なのも、
ヨーロッパの水が「硬水」であるからとも言われているのです。
ミネラルウォーターでコーヒーを淹れるのであれば、
表示に「軟水」か「硬水」の表示があるので、あなたの好みで選んでみて下さい。
家庭の水道でコーヒーを淹れるのであれば、
・カルキ臭と塩素を軽減させるためにしっかり沸騰させる
・ポットのお湯ではなく、その都度水を沸かして使う
これだけでもコーヒーの味が変わるとも言われているので、
一度試してみてはいかがでしょうか?
3-2.美味しい淹れ方のコツとは?
ドリップコーヒーを淹れる際に、
ちょっとしたポイントを押さえておけば、
いつもより美味しく淹れることも可能と言われています。
淹れ方をしっかり押さえておけば、
「味が薄い」「香りが無い」「苦味が強すぎる」
このようなことが少なくなると考えられます。
そのポイントを押さえたステップを、
別記事の「人気のドリップコーヒーを楽しむための選び方といれ方のポイントとは?」の中で、
詳しくご紹介していますので、そちらも一度ご覧になってみてくださいね。
4.ギフトにも最適!ドトールのドリップコーヒーを贈ろう!
ドトールのドリップコーヒーは、
家庭で楽しむだけでなく、ギフトとしても人気があります。
コーヒーに対する強いこだわりがあり、
価格と品質のバランスが良いこと、好みの味や香りがみつけやすいバラエティパックであること、
手軽に楽しめるドリップコーヒーであることなどが人気の理由のようです。
ドトールのドリップコーヒーのギフトは2種類あり、
季節によっては種類が増えることもあるようです。
ドリップカフェ 6箱(30袋)詰合せ
ロイヤルクリスタルブレンド5袋×1/
マイルドブレンド5袋×2/
マウカメドウズブレンド5袋×1/
クリスタルマウンテンブレンド5袋×1/
ゴールデンモカブレンド5袋×1
ドリップカフェ 8箱(40袋)詰合せ
ロイヤルクリスタルブレンド5袋×1/
マウカメドウズブレンド5袋×2/
ゴールデンモカブレンド5袋×1/
クリスタルマウンテンブレンド5袋×2/
マイルドブレンド5袋×2
引用元 ドトールコーヒー https://www.doutor.co.jp/dcs/service/list/dripcafe.html
ドトールのギフトを贈りたい場合は、近くの店頭で申し込めばOKです。
コーヒーのギフトは人気がありますので、
お世話になった方に、こだわりのあるコーヒーを贈ると喜んでいただけるかもしれませんね。
5.まとめ
いかがだったでしょうか?
ドトールコーヒーは、コーヒーに対する強いこだわりを持って、
さらにユーザー目線で「利用しやすいこと」にもこだわっていると言われています。
「美味しいコーヒーを低価格で楽しめる」とのことから、
外資系のコーヒーチェーンではなく、ドトールを選ぶという方もいるようです。
そして「コーヒーの種類が多くて選べない!」と言う場合は、
今回の記事を参考にしてみてくださいね。
まだドトールを利用したことが無いのであれば、
「こだわりを持つコーヒー」を楽しみに出掛けてみてはいかがでしょうか?
あなたのお気に入りの一杯を見つけるための参考になれば幸いです。
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