コーヒーポリフェノールのW効果がスゴイ!飲むだけで健康と美容を手に入れる欲張りな方法
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現在、氷山の一角と言われているものがあります。

それは「生活習慣病にかかっている人」。

生活習慣病の治療で病院に通っている人は大勢いますが、
生活習慣病は、毎日の好ましくない生活がコツコツ積み重なっていくことで、
ある日、発症してしまう病気の総称です。

ですから、今でもただ気付いていないだけで、
いつ生活習慣病が発症してもおかしくない、
かくれ生活習慣病の人は、まだまだ沢山いると言われています。

ところが、生活習慣病を予防するだけでなく、
顔のシミまでも予防してくれるという、
うれしいW効果の期待ができるとして、
今、コーヒー成分のポリフェノールが注目を浴びています。

 

目次

  1. コーヒーポリフェノールとは?
  2. コーヒーポリフェノールの魅力的なW効果
  3. ポリフェノールたっぷりの健康コーヒーの作り方
  4. ポリフェノール(クロロゲン酸)たっぷりのグリーンコーヒー
  5. 一日何杯飲コーヒーを飲めばいいのか
  6. まとめ

 

 

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1. コーヒーポリフェノールとは?

コーヒーの成分として真っ先に思い浮かぶのはカフェインでしょう。

ところが、コーヒー成分の中にはもう一つ、
とても魅力的な成分があります。

それがポリフェノールです。

ポリフェノールといっても、ポリフェノールの種類は、
なんと8000種類以上存在します。

その中でも最も有名なのは、
赤ワインの中に含まれるポリフェノールです。

その他にも、紅茶や緑茶、ゴマやウコンにも含まれています。

そして、各種ポリフェノールの種類が違います。

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コーヒーのポリフェノールといえばクロロゲン酸です。

コーヒーにはクロロゲン酸というポリフェノールが豊富に含まれています。

では紅茶や緑茶など、他のポリフェノールと一体何が違うのでしょうか?

それは、ポリフェノールの含有量です。

コーヒーはポリフェノール含有量が圧倒的に多く、
実は赤ワインとほぼ同じくらいの量があるのです。

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アルコールが苦手な方や、そもそも、アルコールを控えたい方には、
コーヒーから天然ポリフェノールを摂取することができます。

では、なぜそうまでしてポリフェノールを
摂取した方が良いのでしょうか?

それは、ポリフェノールが持つ天然の力がすごいからです。

私たちの誰もが大人になるにつれて、
日々気になってくる健康や美容に
大いに役立ってくれる期待ができます。

さっそくどんな力があるのか見ていきましょう。

 

 

 

 

2. コーヒーポリフェノールの魅力的なW効果

ポリフェノールには沢山の魅力的な効果が期待されています。

具体的には
・抗ガン作用
・抗肥満作用
・脂肪代謝調整作用
・口臭抑制作用
・抗疲労作用

どうでしょうか?

コーヒーを飲んでいるだけで、生活習慣病の全てとは言わなくても、
ある程度の予防が期待できてしまうような
魅力的な作用で溢れているのがお分かり頂けると思います。

実際に、コーヒーポリフェノール(クロロゲン酸)に関する
さまざまな実験・研究結果が、
世界中の文献で発表されています。

大手で有名な花王でも、
コーヒークロロゲン酸に関しての検証結果を発表しています。

その内容は、高脂肪食品を単品で食べるよりも、
コーヒーと合わせて食べた方が、
体重の増加を抑制できると示しています。

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出典資料:花王

また、うれしい事にコーヒーを飲む事でクロロゲン酸を摂取していくと、
たったの12週間で92%もの人が、実際に体重が減ったとの
検証結果も正式に発表しています。

下記の表は腹部の全脂肪と内脂肪がそれぞれ
減っている事を示しています。

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出典資料:花王

古野純典氏によると、
( Suminori Kono  九州大学大学院医学研究院予防医学分野教授)
おそらくコーヒーの成分に豊富に含まれているポリフェノールが、
糖尿病の発症を抑えている可能性があるという話をしています。

下記の表は生活習慣と2型糖尿病発症のリスクを評価したメタ解析です。

コーヒーは発症リスクを下げているのに対し、
果物・野菜は効果なし
喫煙はリスクを上げています。

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出典資料:花王

健康だけではありません。

コーヒーポリフェノールは美容効果にも期待できることが発表されています。

特に抗酸化力の働きでシミを予防する期待ができます。

医学博士の近藤和雄氏によると、
一日2杯以上のコーヒーでシミの抑制効果が
認められたとおっしゃっています。

6出典資料:ネスレ「ポリフェノールとコーヒー」

その他にも、コーヒーポリフェノールであるクロロゲン酸は、
コーヒー自身のあの独特な「褐色」や「苦み」そして「渋み」を出している成分であり、
人を魅了してやまない直接的な成分であるといっても過言ではありません。

では、コーヒーポリフェノールをたっぷり含んだコーヒーを作るには
何かコツがあるのでしょうか?

実は、コツがしっかりあります。

コーヒーは何にこだわるかで、
豆の種類から焙煎度合、淹れ方まで細かく変わってきます。

ここからはポリフェノール(クロロゲン酸)をたっぷり抽出する事にこだわった
コーヒーの淹れ方を紹介していきます。

 

 

 

 

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3. ポリフェノールたっぷりの健康コーヒーの作り方

ステップ1) 浅煎りコーヒー豆を使う
ポイント:クロロゲン酸は熱に弱いため、深煎り豆だと殆どクロロゲン酸は失われています。

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ステップ2
) お湯を沸騰後、約30秒間、冷まします
ポイント:クロロゲン酸は熱に弱いため、沸騰後、少し冷まします。

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ステップ3
) ドリップコーヒーでゆっくりお湯を注ぐ
ポイント:クロロゲ酸はゆっくりお湯を注いだ方がたっぷり抽出できるという実験結果が出ています。

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ステップ4
) お気に入りのコーヒーカップに入れてできあがり
ポイント: 酸化が始まるのでなるべく早めに飲み終わると良いです。
(理想の目安は30分以内くらい)

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4. ポリフェノール(クロロゲン酸)たっぷりのグリーンコーヒー

 

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グリーンコーヒーとは焙煎せず生豆の状態で抽出した飲み物です。

グリーンコーヒーと普通のコーヒーの違いは何か?

それは、コーヒーのクロロゲン酸を更にパワフルにしたものが、
グリーンコーヒーです。

グリーンコーヒーは日本ではまだ有名ではないかもしれませんが、
アメリカでは健康意識が高い人達からは既に人気のコーヒーなのです。

具体的には、
クロロゲン酸は熱に弱いため、焙煎度合が深くなればなるほど、
成分はどんどん失われていきます。

ところがグリーンコーヒーは焙煎せず生豆の状態で抽出した飲み物なので、
クロロゲン酸の含有量が圧倒的に多いのです。

健康と美容に意識の高い方にはオススメです。

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5. 一日何杯飲めばいいのか

 コーヒーポリフェノール効果を得るには
一日何杯飲めば良いのでしょうか。

この答えとして医学博士の近藤和雄氏が、
科学的な見解で説明してくれています。

まず、一日に何杯というより、
ポリフェノールの含有量で考える事が大切だそうです。

つまり、近藤和雄氏の見解では、
一日、1000mgのポリフェノールを摂取する事が効果的だそうです。

これをコーヒーに当てはめると、
コーヒー約5杯分
(参考までに、お茶だと約10杯分となります。)

コーヒー好きな人なら一日5杯分は、
割とふつうに飲んでしまいそうですね。

 

 

 

 

6. まとめ

コーヒーポリフェノールの溢れる魅力はしっかり伝わったでしょうか?

健康や美容にとってたくさんの魅力的な作用を持つポリフェノール。

それを、天然の状態で摂取できてしまうコーヒーは、
飲む天然ポリフェノールと言っても良いでしょう。

コーヒーポリフェノールの効果を得るためのポイントは、
大きくまとめると3つ!

・浅入り焙煎豆
・注ぐお湯の温度90℃以上にならないように!
・一日5杯が目安

注意点としては、ここで紹介した検証結果等は、
コーヒーにミルクや砂糖を入れていない状態での結果となります。

いつまでも健康に美しく人生を送りたいとは人が持つ永遠の願望・・・。

それはコーヒーを毎日飲む事で、
叶える事ができてしまうかもしれません。

 

 

 

 


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