自分で育てたい!元気なコーヒーの木を栽培する方法
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コーヒーの木に花言葉があるのをご存知ですか?
どんな花言葉かというと・・・

『一緒に休みましょう』

花言葉の由来は
コーヒーを飲みながらリラックスする事から
来ているようです。

ただし、コーヒーの木は飲んでリラックスするだけでなく
観てリラックスすることもできるんです。

当サイトでは野生樹木としてのコーヒーの木と
観葉植物としてのコーヒーの木の栽培法を
ポイントを押さえて説明していきます。

 

 

 

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1. コーヒーの木の特徴

1-1.  コーヒー野生種

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「コーヒーの木」は、アカネ科コーヒーノキ属に属する植物の総称で
アフリカ西部~中部・マダガスカル周辺地域に分布しています。

野生種を含めて30種類ほどあり
主にコーヒーの原料として栽培されているのは、
アラビカ種とロブスタ種の2つです。

アラビカ種の特長はロブスタ種と比べると
カフェインは少ないのに香りが良くコクがある事です。
ですから、高品質とされるコーヒー生産量の8割は
アラビカ種が占めています。

 

1-2. コーヒー観葉植物

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「コーヒーの木」は、アカネ科コーヒーノキ属に属する植物の総称で
アフリカ西部~中部・マダガスカル周辺地域に分布しています。

野生種を含めて30種類ほどあり
主にコーヒーの原料として栽培されているのは、
アラビカ種とロブスタ種の2つです。

アラビカ種の特長はロブスタ種と比べると
カフェインは少ないのに香りが良くコクがある事です。
ですから、高品質とされるコーヒー生産量の8割は
アラビカ種が占めています。

 

 

 

2. コーヒーの木 「樹木」 栽培4つのポイント

コーヒーの木は「太陽」「雨」「温度」「土」が必要です。
この4つの内、1つでも欠けると実を付けることができません。
また実の収穫までは長期スパンとなり、3~5年かかります。
では4つのポイントをそれぞれ説明していきます。

 

2-1. ポイント① 太陽

高級品種として人気のアラビカ種はとにかく直射日光が苦手です。
コーヒーの木に日陰を作るため、産地農園では
バナナやマンゴーなどの背の高い樹木を一緒に植えて
日傘のようにし、コーヒーの木を直射日光から守っています。

 

2-2. ポイント② 雨

雨は年間にして、約1200~1600mlが必要です。
特に開花後に雨量が不足してしまうと
収穫量に大きな影響が出る場合もあります。

 

2-3. ポイント③ 温度

温度は温かい所が適しています。
平均で15℃~20℃が理想とされています。
寒い所で0℃以下の所などでは育たないでしょう。

 

2-4. ポイント④ 土

人気のアラビカ種の場合標高1000~2000m以上が理想です。
標高が高ければ高いほど味の特徴が出てきます。

またコーヒーにはアラビカ種の他にもう一つの主な品種があります。
それがカネフォラ種で、カネフォラ種の代名詞がロブスタ種です。
カネフォラ種に関しては標高1000m以下でも栽培できます。

 

 

 

 

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2. コーヒーの木 「樹木」 栽培4つのポイント

コーヒーの木は「太陽」「雨」「温度」「土」が必要です。
この4つの内、1つでも欠けると実を付けることができません。
また実の収穫までは長期スパンとなり、3~5年かかります。
では4つのポイントをそれぞれ説明していきます。

 

 

 

 

 

3. コーヒーの木 「観葉植物」 栽培9つのポイント

ここでは、飲むためのコーヒー樹木栽培ではなく
観て楽しむ観葉植物としてのコーヒーの木を
どうやったら元気に栽培できるのか
9つあるポイントを一つ一つ説明していきます。

 

3-1. 苗の選び方

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画像参照: みんなの花図鑑

小鉢~大鉢までありますので
まず鉢の大きさ(サイズ)を決めておくと良いでしょう。

次に苗を選ぶ時には葉の色と艶感をチェックします。
つやつやしていて緑色が濃い葉をしている苗を選んでください。

念のため葉が痛んでいないかも確認してください。
痛んでいる葉があるようだったら、選ばないようにしましょう。

 

3-2. 土の選び方

一番のポイントは「水はけの良いもの」です。

数種類の土を混ぜて固めず軽くふんわりさせます。
赤玉土(小~中粒):腐葉土:川砂=6:2:2
の割合で作るのが良いでしょう。

もちろん、市販の腐葉土でも構いませんが
水はけの良いものを意識して選んでください。

 

3-3. 肥料の選び方・与え方

市販の「観葉植物用・化学肥料」を与えてください。
・与える時期・・・・・5月~9月(生育期)
・与えるペース・・・・・月1回~2回程度
・与えない時期・・・・・冬(生育期ではないため)

 

3-4. 日当たり条件

できるだけ日当たりの良いところを好みます。
注意点としては、真夏の直射日光や西日はかなりキツイため
葉が焦げてそのまま枯れてしまう事があります。

もし葉が焦げてくるようなら、その場所はすぐさま避けて下さい。
そして適度に日が当たる所を選んでください。

 

3-5. 室温条件

元々、亜熱帯地方の植物なのでとにかく寒さが大の苦手です。
特に冬になったら、室内でも温かく日当たりの良い場所に置いて下さい。
室内温度はなるべく10℃以上を保ってください。

 

3-6. 害虫対策

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画像参照: Amazon

注意が必要な害虫がいます。
・アブラムシ
・カイガラムシ
・スリップス
・ハダニ

予防策として
「オルトラン粒剤」を
根本の方に規定量を守ってまくと効果的です。

 

3-7. 剪定方法

コーヒーの木には風通しが必要です。
もし、葉が生い茂ってきて混雑してき出したら
その部分を剪定し、風通しを良くします。
また、伸びすぎた枝の切り戻し作業も必要です。

 

3-8. 植え替え時期 ・ 方法

温かい時期の春から夏(5月~7月)にかけて植え替えをします。
コーヒーの木は根の育ちがとても良いので
・少なくとも2年に1回
・早ければ1年に1回
のペースで植え替えが必要でしょう。

具体的な植え替え方法は
・既存の鉢から抜く
・根の周りの土を落とす
・絡んでいる根をほぐしていく
・更に大きいサイズの鉢へ新しい土を入れ植え替える

もし、これ以上大きくしたくない場合は
絡んでいる根をほぐしたら
枝や幹を切り詰めて、根の周りの土もしっかり落とした後で
同じサイズの鉢に新しい土を入れて植え替えて下さい。

 

3-9. 季節を超すポイント

3-9-1. 夏を越すポイント

とにかく夏のキツイ直射日光、西日に注意してください。
葉が焦げそのまま枯れてしまう場合があります。
水やりも、朝の涼しい時間帯か、日が落ちてくる夕方の時間帯にしましょう。
夏の気候で水が蒸れないよう、風通しも良くしてください。

 

3-9-2. 冬を越すポイント

寒さは大の苦手です。
冬場は10℃以上を保てる温かい部屋へ置くようにしてください。

また、冬場の水やりは注意が必要です。
・あげすぎると根腐れを起こしてしまいます。
・土の表面が乾いているのを確認してからあげましょう。
・暖房による乾燥で葉が少ししおれた感じになっていたら
霧吹きで葉に水をかける「葉水」を行ってください。

 

 

 

 

4. コーヒーの木の入手方法

コーヒーの木の苗は専門店でインターネットからも簡単に購入できます。
当サイトでも購入店舗をピックアップしました。(2017/04現在)
ご参考にしてください。
◇花広場   (店長がコーヒー好きのお店 )
◇BIG UP  (種類が豊富)
◇ブルーミングスケープ   (うれしい送料無料)

 

 

 

 

5. まとめ

コーヒーの木の特徴として
大きく次の2つの点を押さえておくと良いでしょう。

・夏の直射日光など強い日差しに弱い
・冬の寒さが大の苦手

夏は、風通しが良くて日の当たる窓辺に置いたり
冬は、室温10℃以上の温かいお部屋に置いたりすると
元気に成長してくれるでしょう。

また、冬の暖房で葉に元気がなくなってきたら
すぐに霧吹きで葉水をしてあげましょう。

観葉植物として心を癒してくれたり
インテリアとしておしゃれに部屋を演出できる効果も
期待できます。

家のリビングや部屋、オフィスにも置いてみると良いでしょう。

 

 

 

 


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