コーヒーは髪に悪影響なの?抜け毛を防ぐ飲み方を紹介
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コーヒーは毎日飲みたいくらい好きだけど、
抜け毛の原因となると言われてると
どうしても気になってしまいますよね。

最近では10代20代でも抜け出や薄毛で悩む人も多いので
「髪の毛に悪い影響がある」と言われると
怖くなってしまう人もいると思います。

なぜ、コーヒーは、
「抜け毛につながる」と言われているのでしょうか?

コーヒーと抜け毛の関係について詳しく調べました。

髪に悩みを抱えている人は、ぜひ最後まで読んで
関係性を理解してください。

 

 

 

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1.コーヒーは髪に良いの?悪いの?

コーヒーは髪にとって良い作用もあれば悪い作用もあります。

ちまたでは「コーヒーを飲むと抜け毛が悪化する」とか
「コーヒーを飲むと育毛効果がある」という意見がありますが、
実際には両方の作用があると言われています。

まずはコーヒーがどのように抜け毛に影響するのかを理解して、
「髪に良い」「髪に悪い」と言われている理由を知りましょう。

 

1-1.メリット

1-1-1.血流を促進する

コーヒーに含まれるカフェインには、
代謝を上げて血行を良くする働きがあります。

結果的に頭皮に栄養が行き渡り
髪の発毛作用が高まります。

ある大学院の調査ではカフェイン入りのコーヒーを飲んだことで
30%血流量が増えたという結果が出ています。

ツヤやハリ、ボリュームのある髪を育てるには、
髪に十分な影響を届ける必要があるので、
血行を改善することにより髪にはプラスの効果が働きます。

 

1-1-2.ストレスを緩和する

コーヒーにはリラックス効果があるので、
緊張状態の心身を解きほぐす効果があります。

私たちの体は強いストレスを感じると、
自律神経のバランスが崩れて血行が悪くなります。

頭皮や髪に栄養が届かない状態が続くと、
抜け毛や切れ毛などの症状が発生します。

若い人でもストレスで円形脱毛症になる人が多く
ストレスは髪にとって大敵です。

仕事の合間にコーヒーで一息つく時間があると、
ストレスが解消されて髪の健康状態維持につながります。

 

1-1-3.男性型脱毛症を抑制する

コーヒーには男性型脱毛症(AGA)を抑制する効果があります。

AGAの原因であるジヒドロテストロン(DHT)という成分は、
汗や尿によって外に排出されます。

コーヒーに含まれるカフェインには利尿作用があるので、
尿の排出を促す効果があります。

頻尿は体を冷やしてしまうので良くありませんが、
尿の排出回数が多くなることによって、
ジヒドロテストロンが排出されやすくなります。

よって、薄毛対策になり抜け毛も気にならなくなります。

1-2.デメリット

1-2-1.睡眠不足になる

コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があるので、
摂りすぎると睡眠の質が悪くなり、
睡眠不足になってしまう恐れがあります。

睡眠不足は成長ホルモンの分泌量が減るので、
髪の発育にも大きく影響してきます。

1日に最低でも6時間以上の睡眠をとらないと、
髪へのダメージも大きくなってしまうので注意してください。

ちなみにカフェインの持続時間は8時間程度です。

就寝する時間から逆算して8時間より前にコーヒーを飲むことによって、
覚醒作用が働かなくなり良質な睡眠をとりやすくなります。

睡眠時間を確保するためにも
コーヒーの摂取時間に気をつけるようにしてください。

1-2-2.胃を荒れる

コーヒーは刺激が強いので、
空腹時に飲むと胃が荒れてしまいます。

特に胃が弱い人や胃酸過多の人は、
胃が荒れやすいので注意が必要です。

体内での消化活動や栄養吸収活動に悪影響を及ぼしてしまい、
栄養不足となってしまいます。

髪の毛は栄養が届きにくい場所にあるので、
コーヒーを飲みすぎて胃が荒れてしまうと
栄養が行き渡らなくなってしまいます。

抜け毛の原因となってしまうので、
コーヒーを飲みすぎないようにしてください。

 

1-2-3.栄養の吸収率が下がる

コーヒーには亜鉛の吸収率を低下させる作用があります。

薄毛が気になる人の中には亜鉛を積極的に摂っている人もおり、
美しい髪の毛の育てるためには必要不可欠な栄養素です。

ですが、コーヒーの飲みすぎが原因で、
亜鉛の吸収を阻害していることを知らないと
いくら摂亜鉛を取しても効果は出てきません。

亜鉛の効果を最大限に発揮するためにも
吸収を阻害させないように意識しましょう。

1-2-4.慢性中毒の恐れ

コーヒーを飲む習慣がある人の中には、
「カフェイン依存症」と呼ばれる人が存在します。

カフェインを摂取しないと頭痛や吐き気などの症状が起きたり、
体がだるかったりと、調子が悪くなります。

症状が悪化すると不整脈や抑うつ症状まで
引き起こしてしまう危険もあります。

カフェイン依存症になった時点で生活の質が低下して、
ストレスが溜まりやすくなり、髪には悪影響です。

カフェインの摂りすぎには注意してください。

 

1-2-5.体が冷える

コーヒーには体を冷やす作用があります。

食物には体を温める陽性食品と体を冷やす陰性食品、
どちらでもない間性食品があります。

コーヒー豆の産地は南米やアフリカなど暑い地域で摂れるので、
体温を冷やす陰性食品と言われています。

夏に摂れるスイカやなしなどの果物と同じです。

過剰に摂取すると体を冷やしてしまうので、
髪には悪影響です。

夏にはアイスコーヒーを飲みたくなりますが、
血行や代謝を低下させてしまう原因になります。

抜け毛対策をするためにもできるだけ
ホットコーヒーを飲むように心がけてください。

 

1-2-6. 甘いコーヒーは良くない

砂糖は髪に良くありません。

甘いコーヒーには砂糖が入っているので、
抜け毛を気にする人は避けたほうがいいです。

砂糖は体内のビタミンやミネラルを消費するので、
育毛に使われる栄養素が不足してしまいます。

栄養不足によって抜け毛が増えたり、
荒れやすい頭皮になったりと悪影響を及ぼします。

育毛にはブラックコーヒーがおすすめなので、
甘いコーヒーは避けるようにしてください

 

 

 

 

2.コーヒーに育毛効果があるという噂

カフェインの覚せい作用によって睡眠不足となり
抜け毛の原因となってしまいます。

ですが、カフェインには育毛効果として、
血管拡張作用があると言われています。

カフェインを摂取すると血管が拡張されて血行が良くなります。

栄養が届きにくい髪の毛に栄養が送られるので、
育毛効果があるとされています。

しかも、カフェインの血管拡張作用の
持続時間は4~5時間です。

5時間ごとに1杯のコーヒーを飲めば
血行が良くなる時間が長くなり、
抜け毛対策にもつながると考えられています。

 

 

 

 

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3.1日のコーヒー摂取量

1日に飲んでいいコーヒーの摂取量は3〜4杯、
カフェインは400mg以内です。

ここまでコーヒーと抜け毛の関係性を説明しましたが、
「今後はコーヒー禁止!」というわけではなく
1日の摂取量を守ることが大切です。

コーヒーを飲んで抜け毛が悪化してしまうのは、
過剰に摂取している場合に限って話なので
全員が心配する必要はありません。

コーヒー以外にもカフェインが含まれている飲み物はあるので、
トータルで400mg以内に収まるようにしましょう。

 

 

 

 

 

4.たばことコーヒーは危険?

たばことコーヒーの相性は良いので、
「たばことコーヒーはセット」という人も多いです。

ですが、たばこを吸うとニコチンによって
交感神経が刺激されて毛細血管が収縮します。

つまり頭皮の血行が悪くなるので
抜け毛の原因となってしまいます。

コーヒーには血行を促進させる作用があるので
2つを組み合わせれば効果が相殺されそうですが、
別の悪影響があるのでやめておいたほうがいいです。

別の悪影響というのは、
「胃がん」になる確率が上がることです。

抜け毛とは関係ありませんが、
健康を維持するためには組み合わせないようにしてください。

 

まとめ

コーヒーと抜け毛の関係について説明しました。

コーヒーには抜け毛に悪影響を与える作用もあれば、
良い効果を与える作用もあります。

どちらか片方の効果があるわけではなく、
2つの性質を持っているのできちんと理解してください。

1日に飲む量を抑えることができれば
抜け毛を気にすることなくコーヒーを楽しむことができます。

「抜け毛が気になるけど、コーヒーは手放せない」
という方はカフェインの量をしっかりと管理して、
1日400mg を超えないようにしましょう。

抜け毛を気にせず美味しいコーヒーを
毎日飲んでくださいね。

 

 

 

 

 


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