ニキビにならない正しいコーヒーの飲み方4選 コーヒーと健康 コーヒー健康法 2017年01月17日 Tweet Pocket 毎日コーヒーを飲む習慣がある人にとって 「コーヒーはニキビの原因となります」 という言葉を気にしている人も多いのではないでしょうか。 顔や体にニキビが出来てしまうと、 人に会うことが嫌になってしまいますよね。 ニキビ顔で人と会うのは恥ずかしいですし、 大事なデートのときは異性からの印象が悪くなってしまいます。 実際にコーヒーはニキビに影響を及ぼす飲み物なのでしょうか? 今回の記事ではコーヒーとニキビの関係について詳しくまとめました。 「毎日コーヒーを飲みたいけど、ニキビは気になる」 という方には参考になる情報がまとまっているので、 ぜひ最後までご覧ください。 目次 1.コーヒーがニキビに良くない理由 1-1.覚醒作用による睡眠不足 1-2.利尿作用による体の冷え 1-3.胃腸の不調による肌荒れ 1-4.美容成分不足で皮脂量が増加 1-5.ミルクや砂糖は要注意 2.ニキビを作らない正しいコーヒーの飲み方 2-1.カフェインの少ないドリップコーヒー 2-2.ポリフェノールでニキビを防ぐ 2-3.コーヒー効果が発揮される時間に飲む 2-4.ブラックにする!ミルク派は牛乳か豆乳を 3.ニキビ肌にもおすすめなコーヒー 3-1.ルイボスティー 3-2.ハトムギ茶 4.まとめ 1.コーヒーがニキビに良くない理由 コーヒーがニキビに良くないと言われている理由は、 コーヒーに含まれる「カフェイン」「砂糖」「脂肪分」が原因です。 カフェインは体に対して良い効果を与えてくれる面もありますが、 ニキビに関しては逆効果の面もあるので注意が必要になります。 市販のコーヒー飲料には砂糖や脂質分が多く含まれているので、 これらの成分もニキビの原因となってしまいます。 具体的にカフェインや砂糖、脂肪分が、 どのようにニキビに影響するのか見ていきましょう。 1-1.覚醒作用による睡眠不足 カフェインには「覚醒作用」「興奮作用」があるので、 飲む量や時間帯によっては不眠になる可能性があります。 その結果、睡眠の質が悪くなってしまい、 肌の新陳代謝がスムーズに行われずに ニキビが発生しやすくなってしまいます。 カフェインは刺激が強いので、過剰に摂取してしまうと、 すでにあるニキビに刺激を与えてしまいます。 症状の悪化につながる可能性があるので、 カフェインの摂りすぎには注意が必要です。 1-2.利尿作用による体の冷え カフェインには「利尿作用」もあり、 必要以上に摂りすぎると頻尿になってしまいます。 尿の回数が増えると、 体温が外に逃げる機会も増えるので、 冷えの症状を招いてしまいます。 冷え性で血行が悪くなると、 肌の再生がスムーズに行われずに、 ニキビの原因となってしまいます。 また、尿の回数が増えることによって 体内の水分を十分に確保することができません。 体内の水分量が減ることでも血行が悪くなってしまうので、 肌が荒れてニキビ発生の原因となってしまいます。 1-3.胃腸の不調による肌荒れ カフェインは刺激が強いので、胃酸分泌が促進されてしまい、 胃腸の状態を悪化させてしまうことがあります。 特に空腹の状態でコーヒーを飲むと、 胃潰瘍や胃炎、下痢などの症状に見舞われる可能性が高まります。 胃の状態悪化は、肌の健康に大きく左右されるので、 結果的にニキビを招いてしまいます。 1-4.美容成分不足で皮脂量が増加 カフェインにはビタミン、ミネラル類の 排出を促す働きもあります。 この作用によって皮膚細胞の合成に必要な ビタミンB、C、亜鉛などの成分が不足してしまい、 皮脂量が増加してしまいます。 そうなると、皮膚内に皮脂が詰まってしまうので、 ニキビやニキビ跡の悪化につながります。 1-5.ミルクや砂糖は要注意 コーヒーの苦味が苦手なので、 ミルクや砂糖を入れて甘みを増やしてから 飲む人もたくさんいると思います。 飲みやすくはなると思いますが、 ニキビにとっては良くありません。 コーヒーに良く使われるミルクには、 トランス脂肪酸が含まれているので、 ニキビが発生しやすくなってしまいます。 特に市販のミルクやファミレスなどに置かれているミルクは、 トランス脂肪酸が大量に含まれていたり、 脂肪分が多く含まれていたりと体にも良くありません。 ニキビが出来やすくなるのはもちろんですが、 美容や健康にも良くないので入れすぎには注意してください。 2ニキビを作らない正しいコーヒーの飲み方 次にニキビを作らない正しいコーヒーの飲み方を紹介します。 「コーヒーはニキビの元となるから飲んではいけません!」 というような話ではなく、正しい方法を守っていただければ、 ニキビの心配をしなくても大丈夫です。 以下の飲み方を守って、 ニキビ知らずのコーヒー生活を送りましょう。 2-1.カフェインの少ないドリップコーヒー 市販のコーヒーはカフェインの含有量が多いので、 ニキビ対策にはドリップコーヒーを飲むようにしましょう。 さきほど説明したように、 カフェインには覚醒作用や利尿作用があるので、 必要以上に摂ってしまうとニキビの原因となってしまいます。 成人の場合、1日のカフェイン摂取量は 400mg(3杯程度)以内です。 ニキビ発生のリスクを抑えるためにも カフェインの摂取量が重要となってくるので、 1日あたり400mg以内を守るようにしてください。 ちなみにカフェインはコーヒー以外の 飲み物にも含まれています。 コーヒーを1日3杯以内に抑えても 他の飲み物からカフェインを摂取してしまっていては、 意味がないので気をつけてください。 カフェインが多く含まれている飲み物に関しては、 下記の記事で詳しく説明していますのでご覧ください。 http://perfect-coffee.info/caffeine-ranking 2-2.ポリフェノールでニキビを防ぐ ポリフェノールには抗酸化作用があるので、 肌の酸化対策となりニキビ対策にもつながります。 ニキビができる原因はいくつかありますが、 その中に毛穴に詰まった皮脂の酸化が原因で、 ニキビができやすくなることがあります。 ストレスや睡眠不足、バランスの悪い食事などで 皮脂が過剰に分泌され毛穴が詰まりやすくなるので 抗酸化作用の働きで皮脂の酸化を防ぐことができます。 ですが、ポリフェノールの効果は3〜4時間しか持続せず、 体内に蓄積しておくこともできません。 まとめてコーヒーを飲むのではなくて、 何回かに分けて飲むとより効果的です。 2-3.コーヒー効果が発揮される時間に飲む ・起床後すぐはNG コーヒーは刺激が強いので胃酸の分泌を促す作用があります。 空腹時は胃を荒らす原因となってしまうので、 起きてからすぐにコーヒーを飲まないようにしましょう。 ・運動する30分前に飲む カフェインには代謝を上げて血行を促進する効果があります。 運動前の30分前に飲むことによって、脂肪燃焼効果の促進につながりますね。 代謝を上げて汗をかくことによって、肌の状態も向上し、ニキビが出来にくくなります。 ・食後にコーヒーを飲む 食後に適量のコーヒーを飲むことによって、 胃酸の分泌を促し、食物の消化をサポートしてくれます。 消化器官の効率が上がると、新陳代謝力も上がるので 肌の調子が良くなりニキビ予防に効果的です。 ・就寝の8時間前までに カフェインには覚醒作用があるので、 飲みすぎてしまうと睡眠不足になる恐れがあります。 睡眠不足はニキビの原因となってしまい、肌の健康状態にも良くありません。 個人差はありますが、平均するとおおよそ8時間で体内からカフェインが排出されるので、 睡眠時間から逆算して飲むようにしましょう。 夜12時に寝る習慣のある人は、夕方4時までに飲むようにしてください。 2-4.ブラックにする。ミルク派は牛乳か豆乳を ミルクに含まれるトランス脂肪酸を取りすぎると、 腸内の悪玉菌を増やす原因となってしまい ニキビが出来やすい体質になってしまいます。 腸内環境の悪化はニキビの原因なので、 ミルクを避けて牛乳か豆乳に変えるようにしてください。 また、砂糖の入れすぎもニキビが出来る原因となります。 砂糖を取りすぎると血糖値が上昇して、 ホルモンの分泌量が増加するので皮脂が過剰に出てしまいます。 毛穴に皮脂が詰まりやすくなり、 ニキビが出来やすくなるので気をつけてください。 苦いコーヒーが苦手な方は、 ミルクや砂糖の代わりにメープルシロップやはちみつで代用しましょう。 3.ニキビ肌にもおすすめできる飲み物 3-1ルイボスティー ルイボスティーはビタミンやミネラルを豊富に含んでいるので、 美肌に欠かすことのできない飲み物として挙げられています。 ルイボスティーに含まれる「スーパーオキシドジムスターゼ」という成分には、 血液中の活性を取り除く効果もあるので、 肌の老化をゆるめて若々しい美肌を作り出してくれます。 肌のターンオーバーを促進させてくれるので ニキビ改善や予防にも効果があります。 3-2ハトムギ茶 ハトムギ茶には新陳代謝を高める作用があり、 アトピーやニキビなどの肌トラブルに効果があると言われています。 また、ハトムギ茶はノンカフェインなので、 カフェインが含まれていません。 覚醒作用や利尿作用がなく、 ニキビへの影響を気にする必要もありませんね。 4.まとめ コーヒーとニキビの関係について説明してきました。 コーヒーに含まれているカフェイン、 もしくはコーヒーに入れるミルクや砂糖を 過剰に摂りすぎるとニキビの原因となってしまいます。 ニキビが気になるという方は、 コーヒーの摂取量を抑えるようにしましょう。 また、コーヒーが苦いからといって、 ミルクや砂糖の入れすぎはニキビにも体にも良くありません。 必要以上に入れすぎないようにしましょう。 1日あたりの摂取量や飲み方、 ミルクや砂糖の入れすぎに注意すれば ニキビを気にする必要はありません。 コーヒーとニキビの関係性を正しく理解して、 ニキビにならないコーヒーの飲み方を マスターしてください。 あわせて読みたい 自宅で出来る!美味しいドリップコーヒーに最適な粉量とは? 運命のコーヒー豆に出会える!コーヒー豆の種類を徹底比較 コーヒーカフェイン含有量ランキング公開!「効果時間」「安全量」についても詳しく コーヒーの香り効果でリラックスする簡単で効果的な方法! SNSでもご購読できます。 コメントを残す コメントをキャンセル コメント 名前 * メールアドレス(公開はされません。) * 上に表示された文字を入力してください。 新しいコメントをメールで通知 新しい投稿をメールで受け取る