コーヒーカフェイン含有量ランキング公開!「効果時間」「安全量」についても詳しく

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遥か古代から一度も朽ちることなく
現代まで注目され続けたコーヒーカフェイン

カフェインの効用が知れ渡るほど
多くの人が気になり始めた
コーヒーカフェインの
「含有量」、「効果時間」、「安全量」

毒にも薬にもなる
コーヒーカフェイン2つの顔

そして更に、当サイトでは、
カフェイン致死量にまで踏み込んでいき、
コーヒーカフェインについて詳しく解説していきます。

カフェインに詳しくなり、その深い魅力を知り尽くすことで、
私たちは今よりもっとカフェインと仲良くなれ、
コーヒーを更に安全においしく味わいながら
毎日のライフスタイルへ組み込んでいけるようになります。


 

 

1. なぜコーヒーにはカフェインが含まれているのか?

カフェインはアルカロイドという成分の一種です。

アルカロイドは主に植物が作り出していて、
外敵から実を食べられないよう

渋みや苦みを出して守ってくれます。

コーヒーは元々、赤く染まった
コーヒー木の実から作られています。

いかにも美味しそうなコーヒー木の実を
鳥や昆虫などの敵に食べられないよう

アルカロイドが渋みや苦みを出して守っているのです。

このアルカロイドの一種であるカフェインは、
どのようにして「カフェイン」

正式に命名されるようになったのでしょうか?

そこには、なるほど!と思える
興味深いストーリーと共に ある
意外な歴史上の人物が関係していました。

 

2. 「カフェイン」誕生ストーリー

時は19世紀、
ドイツに1人の分析科学者がいました。

名前はフリートリープ・フェルディナント・ルンゲ。

ルンゲはイエナ大学で、
ある研究に没頭していました。

その研究とは、
植物から毒素を分離すること。

当時の大学教授は、
ルンゲの研究を大いに気に入っていました。

そして教授はルンゲをある人物に紹介するのです。

その人物とは、
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ。

小説「若きウェルテルの悩み」や
詩劇「ファウスト」などで有名な
あの、ドイツを代表する文豪ゲーテです。

しかし教授はなぜ、
分析科学者であるルンゲを
文豪ゲーテへ紹介したのでしょうか?

それはゲーテが文豪だけでなく、
自然科学者でもあったからです。

ゲーテはさっそくルンゲを訪ね、
自分が研究していた毒素に関する研究成果を披露しました。

その成果を目の当たりにしたゲーテは、
ある日、ルンゲにこう言ったそうです。

「この成分も調べてみてくれないか。」

そしてゲーテから渡されたのが、
コーヒー豆が入っている木箱でした。

ルンゲはその木箱を受け取ると 、
中に入っているコーヒー豆成分の抽出作業にとりかかりました。

するとある日、
苦みのある白い結晶を得ることができたのです。

この苦みのある白い結晶こそが、世界で初めて
コーヒー豆からカフェインが単離された瞬間でした。

ではなぜ、この白い結晶を
カフェインと命名したのでしょうか?

それはフランス語で、
カフェ(café)はコーヒーの意味であり、
コーヒー豆の中から抽出したことから、
Café in ⇒カフェインと命名されたのでした。

1819年の出来事でした・・・。

 

3. カフェイン含有量

3-1. コーヒーとお茶


表A
:コーヒーとお茶のカフェイン含有量

標準カップ1杯分 カフェイン含有量

ランキング

 

製品

容積(ml)  

カフェイン量 (mg)

1 コーヒー(エスプレッソ) 50 140
2 コーヒー(ドリップ) 150 135
3 コーヒー(インスタント) 150 68
4 玉露 50 60
5 抹茶 150 45
6

 

紅茶 150 30
ほうじ茶 150 30
ウーロン茶 150 30
緑茶 150 30
7 玄米茶 150 15

 

 

 

3-2. 缶コーヒー

 

表B:缶コーヒーカフェイン含有量

缶コーヒー1本分 カフェイン含有量 ランキング  

製品

容積(ml)  

カフェイン量 (mg)

1 ボス ドライショット 185 167
2 ダイドブレンド ダイドコーヒー 185 159
3 ワンダ ゼロマックスプレミアム 185 148
4 ダイドー ブレンドコーヒー 190 146
5 キリン ファイヤ挽き立て微糖 190 137
6 ワンダ 金の微糖 185 130
7 ダイドー デミタスコーヒー 150 114
8 ボス 贅沢微糖 185 111
9 ボス 無糖ブラック 185 93
10 ワンダ デラックス1 170 85
11 ボス カフェオレ 185 74

 

 

 

3-3. ペットボトル紅茶

表C:ペットボトル紅茶カフェイン含有量

 

ペットボトル紅茶 1本分 カフェイン含有量 ランキング

 

製品

容積(ml)  

カフェイン量 (mg)

1 キリン・午後の紅茶

ザ・パンジェンシー茶華 茶葉2倍ミルクティー

460 170
2

 

午後の紅茶 ミルクティー 500 100
午後の紅茶 ストレートティー 500 100
3 午後の紅茶 レモンティー 500 70

 

3-4.  エナジードリンク

表D:エナジードリンクカフェイン含有量

 

エナジードリンク 1本中 カフェイン含有量 ランキング

 

製品

 

容積(ml)

 

カフェイン量 (mg)

1 モンスター エナジー 355 144
2 ロックスター 250 120
3 レッドブル 250 80
4 バーン エナジードリンク 250 80
5 リポビタンD 100 50
6 デカビタC 210 21
7 オロナミンC 120 18

 

 

 

 

 

4. カフェイン安全量

上記「表Aと、その他のリサーチを元に、
成人健康者のカフェイン安全量を
当サイトでまとめてみました。

 

◆一回のカフェイン安全摂取量

 

1回の安全量

 

インスタントコーヒー

 

ドリップコーヒー
200mg以内 約2~3杯分 約1杯分

 

◆一日のカフェイン安全摂取量

 

一日の安全量

 

インスタントコーヒー

ドリップコーヒー
500mg以内 約7杯分 約2~3杯分

 

激しい運動する場合の摂取量
(激しい運動をする2時間以上前に摂取する)

激しい運動前の 安全量  

インスタントコーヒー

ドリップコーヒー
200mg以内 約2~3杯分 約1杯分

 

 

 

 

5. カフェイン致死量

カフェイン致死量を調査するためマウス実験が行われました。

その実験によると、マウスにおける半数致死量
(統計学的に、ある日数のうちに半数(50%)を死亡させると推定される量)は、
約200mg/kgであり、この値を一般成人に変換してみると、
一般成人の半数致死量は、
⇒10g~12g以上(=10,000mg~12,000mgとなります。

上記表Aを元にコーヒー飲料に当てはめると、
コーヒーカフェインの致死量は次の表の通りです。

 

◆コーヒーカフェイン致死量

 

致死量

 

インスタントコーヒー

ドリップコーヒー
1012g以上 約147~176杯分 約74~88杯分

 

 

 

 

6. カフェインの効果時間

コーヒーカフェインは飲んでから
20分~30で、血流に乗って全身に行き渡ります。

コーヒーの眠気覚まし効果を得ようとするならば、
コーヒーを飲んでからすぐではなく、
約30分経過してからとなります。

また、カフェイン効果の継続時間の大まかな流れは、
コーヒーを飲んでからカフェイン効果が約30分後から現れ、
1時間後にピークとなり、その後数時間、効果が続きます。

カフェインが体内で分解されるには3~4時間かかると言われており、
そのことから、就寝前の3~4時間は、
コーヒーを飲まない方が良いでしょう。

 ただしコーヒーカフェイン効果時間、分解時間に関しては、
コーヒーの種類、飲む人の年齢や体調によって、
大きく個人差が出ると言われています。

 

 

 

 

7. コーヒーカフェインの「薬の顔」と「毒の顔」

7-1. カフェイン薬の顔

 

作用

 

カフェイン効果

中枢刺激 (目覚まし)

(集中力向上)

(運動機能向上) (疲労感減弱)

リラックス
強心・末梢血管拡張
脳血管収縮 (頭痛の緩和)
利尿
代謝亢進 (基礎代謝促進)
胃酸分泌

(消化を助ける)

抗菌
抗ガン (特に肝臓ガン) △~×
動脈硬化予防

※○~ほぼ確実 △~可能性あり ×~否定的

 

 

 

7-2. カフェイン毒の顔

カフェインには覚醒作用がありますが、
「カフェイン」と「覚せい剤」にはどのような違いがあるのでしょうか。

覚せい剤の作用として、血液を通過し脳内細胞に到達すると、
精神に作用をきたしたり、快感を引き起こしたりします。

そして依存性がとても強く、
依存性薬物として認定されています。

それに対してカフェインの依存性は、ある研究によると、
・アルコールの1/50程度
・ニコチンの1/10程度
と報告されており、非常に弱いことがわかります。

また、
カフェインは依存性薬物とは認定されていません。

とはいっても、コーヒーを飲み続けていた人が、
コーヒーが飲めなった時の副作用として、
・落ち着きがなくなる
・いらいらする
・頭痛やめまいがする
などの一種の禁断症状が現れる場合がありますが、
2~3日くらい、人によっては7日くらいで正常に戻るため
ほとんど問題にならない程度のものと考えられています。

 

 

 

 

8. カフェイン摂取に要注意が必要な人

   

注意が必要な人

・消化性潰瘍など、

消化器系に炎症疾患のある人

・肝機能が極端に低下している人

・肝機能が極端に低下している人
・普段から不眠・不安を訴えがちな人
・妊娠中の方
・パニック症候群の患者

 

 

 

 

 

9. まとめ 

コーヒーカフェインの依存性デメリットをはるかに超える
薬理作用のメリットへ注目し、
コーヒーを毎日の生活に上手に取り入れながら
健康効果を期待することは十分可能です。

もし、コーヒーカフェインが病的な作用を引き起こすものなら
はるか古代から現代まで受け継がれることなく、
途中で制裁され、これほど多くの人々に愛される
飲み物にはなっていなかったでしょう。

安全量を考慮しながら、コーヒーのカフェイン効果を得るには、
ドリップコーヒーを健康な成人が飲む場合、
一日3杯程度を3~4時間の間隔で飲むと良いようです。

また、カフェイン効果で夜の睡眠の妨げにならないように、
夕方以降はコーヒーを飲むのを控えておくと良いでしょう。

 

 

参考文献
・日常生活の中におけるカフェイン摂取-作用機序と安全性評価-
(栗原 久)東京福祉大学 短期大学部教授
・コーヒーと健康~カフェインと脳の働き~
(栗原 久)東京福祉大学 短期大学部教授

参考
・百珈苑「コーヒーと医学」(2011年度版)

 

 

 


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